巨人2020年組は今… すでに10人が戦力外、覚醒待たれる大砲候補、28歳右腕は鷹へ移籍
Full-Count / 2025年1月16日 17時27分
■巨人の2020年ドラフト4位・伊藤優輔は甲斐の人的補償で鷹へ移籍
ソフトバンクは16日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手の人的補償として、伊藤優輔投手を獲得したと発表した。伊藤は2020年ドラフト4位で巨人に入団した。同期入団選手の現在地を検証する。
巨人はこの年のドラフトで19人(支配下7人、育成12人)を指名。支配下1位の平内龍太投手は昨季、31試合に登板した。2位の山崎伊織投手は2年連続で10勝をマーク。今季はエース格として期待されている。
3位の中山礼都内野手は2023年に78試合に出場も、昨年は32試合出場にとどまった。5位の秋広優人内野手は2023年に121試合で10本塁打をマークしたが、昨年は26試合で0本塁打。身長2メートルの大砲候補は勝負の5年目を迎える。6位の山本一輝投手は2023年オフ、7位の萩原哲捕手は2024年限りで戦力外通告を受けた。
育成で巨人に在籍しているのは2位の喜多隆介捕手、4位の木下幹也投手、6位の坂本勇人捕手、7位の戸田懐生投手の4人だ。喜多は1軍で15試合に出場。戸田は2021、2022年に計17試合に登板したが、再び育成に戻っている。
このオフに1位の岡本大翔内野手、3位の笠島尚樹投手(くふうハヤテ入団)、5位の前田研輝捕手、同10位の山崎友輔投手、同12位の加藤廉内野手が戦力外となった。8位の阿部剣友投手、9位の奈良木陸投手、11位の保科広一外野手もすでに巨人でのプレーを終えている。
指名から4年間で、19人中10人がすでにNPB1軍球団から離れた。28歳右腕は新天地でどんなパフォーマンスを披露するか、注目される。(Full-Count編集部)
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