ド軍、救援スコット入団で「打者陣も喜んでいる」 大谷は昨秋4三振…宿敵加入にGM笑顔

入団会見に臨んだドジャースのタナー・スコット【写真：川村虎大】

■4年112億円で契約…本拠地で入団会見

　ドジャースと契約を結んだタナー・スコット投手が23日（日本時間24日）、本拠地で入団会見を行った。大谷翔平投手の“宿敵”としても知られる30歳。同席したブランドン・ゴームズGMは「スコットと対戦しなくて済むと知って、打者陣は喜んでいるだろう」と語った。

　30歳左腕は昨季、マーリンズとパドレスでプレー。72試合で9勝6敗、11ホールド、22セーブ、防御率1.75の好成績を収めた。通算成績は383登板で31勝24敗、67ホールド、55セーブ、防御率3.56。“大谷キラー”としても知られる。昨秋の地区シリーズでは4打席4三振に抑え込んだ。

　ゴームズGMは今季もクローザーを固定する予定はないとしつつスコットに「試合を締めくくる多くの機会を得ること」を期待した。

　ドジャースは今オフ、サイ・ヤング賞に2度輝いているブレイク・スネル投手と5年契約を結び、通算167本塁打のマイケル・コンフォート外野手と1年契約を締結した。テオスカー・ヘルナンデス外野手とも再契約し、大争奪戦となった佐々木朗希投手も獲得。大型補強でワールドシリーズ2連覇に邁進している。（Full-Count編集部）