FA前に63億円の“大谷ルート” 調停回避し508億円手にした例も…佐々木朗希が手にし得る大金
Full-Count / 2025年1月19日 12時12分
■佐々木朗希の今後の契約に早くも注目
「25歳ルール」の対象のため、ドジャースとマイナー契約合意を発表した佐々木朗希投手は、どれくらいの金額を今後稼ぐのだろうか。米メディアが早くも「彼はいくら稼ぐのか?」と“今後”に注目している。MLBでは支配下枠の在籍期間(サービスタイム)によって年俸調停権、FA権を手にする。活躍すれば、FA前に異例の長期高額契約の可能性もあり得るかもしれない。
佐々木は現ドジャースの大谷翔平投手と同じマイナー契約のスタートとなる。リーグ最低保証年俸は2025年が76万ドル(約1億1900万円)、2026年が78万ドル(約1億2200万円)。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「球団はそれを超える金額を払うこともできるが、おそらくそこまで超えることはないだろう」としている。
大谷はエンゼルスで二刀流として満票でのMVPを2度(2021年、2023年)、本塁打王(2023年)と歴史的な成績を残したが、在籍6年間で稼いだ金額は約4000万ドル(約62億5000万円)だった。ハリス記者は「ササキは(大谷と)同じくらい驚くべき格安契約になる可能性がある」と綴った。
2022年3月に合意となった労使協定でのルールでは、年俸調停権を取得する前の若手選手に対して、活躍に応じて分配される「ボーナスプール」で給与を上げることができる。しかし、昨年の最高額でもロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手の310万ドル(約4億8400万円)。ハリス記者は「大きな臨時収入というわけでもない」としている。
■スタントンはFA前に13年約507億円7000万円の大型契約
大谷は2022年オフに年俸調停前の選手としては最高額となる年俸3000万ドル(約46億9000万円)で契約合意している。佐々木も調停権を経て、FAで大金を手にする可能性はあるが、その前に大型契約を結んでいる選手も存在する。
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手(当時マーリンズ)は、調停権取得から2年目の2014年11月に13年3億2500万ドル(約507億7000万円)で契約延長。ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手は調停権を取得する前、2年目の2019年開幕直後に8年1億ドル(約156億2000万円)で長期大型契約を結んでいる。
佐々木は昨年11月に23歳になったばかり。メジャーで実績を積んで、大型契約を勝ち取れるか。夢は膨らむばかりだ。(Full-Count編集部)
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