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宗山塁の課題「意外とできていない」 素材に太鼓判も…名手が見抜いた“乱れ”

Full-Count / 2025年1月19日 19時37分

楽天・宗山塁【写真:加治屋友輝】

■宮本慎也氏がYouTubeの「名球会チャンネル」で言及

 日本球界のレジェンド内野手が、楽天のドラフト1位、宗山塁内野手(明大)について言及。超一流目線で黄金ルーキーの課題を指摘した。宮本慎也氏、井口資仁氏、荒木雅博氏がYouTubeの「名球会チャンネル」で守備職人について語っている。

 5球団が競合した宗山について、井口氏は「まだちゃんと見たことがない」と話すなか、宮本氏は「実際に見に行った。20年に1人の逸材と言われていたので」と“生視察”したことを告白。そして「プロではできると思います」としながらも「ただ一気にトップクラスかというと、いろんな課題はあると思う」と分析した。

 10度のゴールデングラブ賞を誇る宮本氏は「素直な印象でいうと、(送球が)胸にあまりこない。悪送球はないけど、一塁手が苦労することが多い」と厳しい捕球体勢をみせながら語った。「そのあたり、プロでは毎日試合があるので、疲れてきたらバランスも崩れるのでどうなるか。あとは対応力がどれくらいか」と語った。

 井口氏が球質について問うと、宮本氏は「もしかすると球質がよくないのかもしれないので後ろから1度みてみたい。イニング間はきっちり上から投げている。ただ、イージーをとった時にその投げ方が意外とできていない。そのままの流れで投げてしまう。体を横に使ってしまってちょっと散らばる」と説明した。

 荒木氏は「足の使い方が変わってきたら上手くいくかもしれないですね」と同調し、宮本氏は「ただ、期待の選手ですね」と逸材のプレーを楽しみにしているようだった。宗山が、どんなプレーをみせるのか注目だ。(Full-Count編集部)

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