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去就決まらぬ“韓国の至宝” 浮上した“ド軍宿敵”の可能性「より手ごわいチームに」

Full-Count / 2025年1月20日 20時16分

パドレスをFAとなっているキム・ハソン【写真:Getty Images】

■“韓国のイチロー”も所属する西地区名門

 パドレスからFAとなった“韓国の至宝”金河成(キム・ハソン)内野手の新天地が、いまだに決まらない。MLB公式サイトのトーマス・ハリガン記者は19日(日本時間20日)、移籍先の有力候補として、ドジャースと長年のライバル関係にあるジャイアンツを挙げた。

 キム・ハソンはKBOを経て2021年にパドレスに入団。メジャー4年間で418安打を放ち、二塁、三塁、遊撃を守れる堅守を持ち味に、2023年にはユーティリティ部門でゴールドグラブを受賞した。同年は17本塁打、38盗塁と走攻守にわたる活躍を見せた。昨季も121試合で11本塁打、22盗塁を記録したが、8月に右肩を負傷してシーズン終了。オフには相互オプションを破棄してFAとなっていた。

 これまでジャイアンツ、ヤンキース、ブレーブス、マリナーズなどが興味を持っているという現地報道があったが、右肩の負傷が影響したのか移籍先は決まらず。ハリガン記者は19日(同20日)、MLB公式サイトに「残りのFA上位10人に最適な選手を探す」と題した記事を公開。

 キムの移籍先として、KBO時代にチームメートだった“韓国のイチロー”李政厚(イ・ジョンフ)外野手も在籍するジャイアンツを挙げ、「(キム・ハソンを獲得できれば)弱点である二塁のポジションを守るだろう。そして、右肩手術から復帰しプレーできるほど健康になれば、ジャイアンツはワイルドカード枠の争いでより手ごわいチームになるだろう」と記した。

 ジャイアンツの二塁手の候補としては、タイラー・フィッツジェラルド内野手が挙がる。昨季は7月に5試合連続本塁打を放つなど、昨季15本塁打、打率.280をマークしてブレーク。遊撃や外野も守れるユーティリティ性もあるが、ハリガン記者は「この27歳には現実的にならないといけない」と辛口に評価。「ルーキーだった昨シーズン、341打席で15本塁打、wRC+132をマークしたが、懐疑的になるのには理由がある。なぜなら最後の36試合でOPSは.592だったからだ」と終盤の失速を懸念材料とした。

 同じナ・リーグ西地区のドジャースには、大谷翔平投手ら日本人3選手に加え、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表だったの金慧成(キム・ヘソン)内野手、トミー・エドマン外野手も所属。キム・ハソンがジャイアンツ入団となれば、両チームの対決には日本や韓国のファンからますます注目が高まるのは間違いないだろう。(Full-Count編集部)

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