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イチロー氏、アジア選手初の米殿堂入り 史上2人目の満票に1票足りずも…日米W選出の快挙

Full-Count / 2025年1月22日 8時19分

米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏【写真:Getty Images】

■米野球殿堂が発表されイチロー氏が資格1年目で殿堂入り

 米野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入りメンバーを発表。マリナーズなどで活躍したイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が資格1年目でアジア選手として初めて選出された。野手史上初の満票に期待されていたが、惜しくも1票足りず、99.7%での選出だった。

 全米野球協会に10年以上所属する記者による投票で決定される。メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得て、全投票数の75%を集めると殿堂入りとなる。マリナーズなどでメジャー通算3089安打を放ったイチロー氏の選出は確実視されていた。

 満票での選出は過去に2019年のマリアノ・リベラ氏(ヤンキース)ただ1人。野手では2020年にデレク・ジーター氏(ヤンキース)が満票に1票足りない99.7%での選出が最高だった。イチロー氏はMLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」で20日(同21日)、開票率48.0%時点で満票をキープしていた。

 16日に発表された日本野球殿堂では、349票中323票を集め92.6%で史上7人目となる資格1年目での殿堂入りを果たした。シーズン262安打、通算3089安打の偉業を成し遂げたヒットメーカーが、長く活躍した米国の殿堂入りにも名前を刻んだ。

 また、他にもヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC・サバシア氏、通算422セーブをマークしたビリー・ワグナー氏の3人が新たに殿堂入りした。(Full-Count編集部)

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