大谷ら大型契約がもたらす“恩恵” ド軍日本向けファンクラブ開設へ…止まらぬ国際化

ドジャース・山本由伸、大谷翔平、佐々木朗希（左から）【写真：ロイター】

■スタン・カステンCEO「試験的に導入してみて、どうなるか見守る」

　ドジャースが日本でファンクラブを開設する可能性が浮上している。スタン・カステンCEOが開設を検討していることを、地元メディア「ドジャース・ネーション」のサム・ガルシア記者が明かした。

　同記者は「日本（国民）がドジャース好きだということは周知の事実だ。まだ計画段階だが、ドジャースは世界中のファンを1つにするために、日本でファンクラブを開設する計画を明らかにした」と説明。スタン・カステンCEOの話として「私たちはファンやファンクラブを増やそうと、実験的にいくつかのことに着手しています。国外のファンを集めることは（英国の）プレミアリーグや欧州リーグでは既に行われていることです。まず始めに試験的に導入してみて、どうなるか見守るつもりです」と伝えている。

　ドジャースは大谷翔平投手と2023年12月、当時のスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル（当時1014億円）で契約を結んだ。同月には山本由伸投手とも12年契約。さらに今月、佐々木朗希投手も加入し、日本人のスター選手が3人そろっている状況で、日本のファンの注目度も今まで以上に高まっている。地元メディア「ドジャース・ネーション」は、日本でのファンクラブの開設プランを「これは野球界の発展にとってとても大きいことだ！」と称賛している。

　これにはファンも「新規ファンに投資しないといけない」「今はロサンゼルス、そして全米だけど、明日には世界中にドジャースの輪が広がるだろう」「日本にいる次世代のスター選手を獲得するためでもある」「常に先を見ている」「楽しみ！」「MLBの国際市場の拡大にとっても大事なこと」「最高のフロント」と反応。「是非とも入りたいと思います」「ファンクラブに入会するとチケット確保しやすくなるかな」「すごっ」と楽しみにしている声も並んだ。（Full-Count編集部）