イチロー氏に不満「引っ張って打てないのか?」 嫌味の直後…元同僚が見た天才のすごみ
Full-Count / 2025年1月25日 13時52分
■マイク・キャメロン氏が明かしたイチロー氏の仰天エピソード
イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は21日(日本時間22日)、資格1年目でアジア出身選手として初めて米野球殿堂入りを果たした。メジャー通算3089安打を放った稀代のヒットメーカーの“逸話”を、2001年から3年間一緒にプレーしたマイク・キャメロン氏が紹介。ベンチ内で選手たちが笑い転げたという。
メジャー通算1955試合で1700安打を放ったキャメロン氏は、2000年から2003年までマリナーズに在籍。イチロー氏と鉄壁の右中間を形成した。米スポーツ局「ESPN」で、イチロー氏が入団した2001年の春季キャンプを振り返った。
キャメロン氏は「(当時の)監督はルー・ピネラだった。イチローは三塁側のダグアウトや三塁手の頭上を越えるようなファウルを打ったり一、二塁間や三遊間、遊撃手の頭上を越えるヒットを多く打ったりしていた」と回顧。ある日の一幕を明かした。
ベンチでピネラ監督はイライラした様子だったという。そんな時にイチロー氏はベンチに戻ってきた。「多分ゴロを打ってアウトになったとかそんな感じだったと思う。ルーはいつも言いたいことを全てガンガン言うし、すごく大きな声で話していたからイチローにも聞こえていたと思うけど、彼はベンチコーチに向かってこう言ってたんだよ、『この男、1回くらい引っ張って打てないのか?』と」。そしたら思った通り次の打席で、イチローは右方向にホームランを打ったんだ」。
イチロー氏はポーカーフェイスを崩すことなく、淡々とダイヤモンドを回ったという。「いつも通りサングラスをかけたまま無表情でね。それからヘルメットを脱いでグローブを外し、ベンチにあった専用のラックにバットを収めて、座ってこう言った。『どうだった?』って。みんなただ笑い転げていたよ」。イチロー氏の凄さが伝わるエピソードだ。(Full-Count編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「イチローはメジャーでは控え外野手だ」低評価に反して3089安打を放った“イチ流”の「自分を見失わない力」
文春オンライン / 2025年1月30日 11時0分
-
イチロー氏の“完璧”英語に衝撃 同僚が証言、初対面で絶妙スラング「いいケツしてる」
Full-Count / 2025年1月28日 11時9分
-
イチローに不満「こいつは引っ張れないのか?」 怒る監督に“一発回答”、証言された24年前の伝説
THE ANSWER / 2025年1月27日 22時3分
-
イチローに抱かれていた「疑問」 同僚が明かす米挑戦時の“厳しい視線”「日本で偉大だろうが」
Full-Count / 2025年1月24日 21時14分
-
監督が休み告げるも…イチローが貫いた“流儀” 子どもへ見せた神対応「信じられない」
Full-Count / 2025年1月21日 20時36分
ランキング
-
1河村勇輝、衝撃の12分間「信じられない…」漏れた脱帽の声 「7/7」に米熱狂「本契約来るぞ」
THE ANSWER / 2025年1月30日 9時39分
-
2水原一平被告、裁判で暴露した大谷翔平の私生活“婚前契約”の存在も明かす 「24時間365日待機」「激務なのに低賃金だった」との主張を繰り広げる
NEWSポストセブン / 2025年1月30日 7時15分
-
3「もう見られないの残念」「ショックすぎる…」 21歳逸材、突然の引退報告にネット騒然「なんで?」
THE ANSWER / 2025年1月29日 19時33分
-
4ドジャース大谷の投手復帰に"深刻データ”…TJ再手術後は復帰率6割前後、平均競技寿命半減の厳しい現実
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月29日 17時12分
-
5イチローなら神の領域「WAR100」届いた説 NPBでの全盛期に衝撃、“幻の7年間”で米指摘
Full-Count / 2025年1月30日 11時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください