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何度も目にした“現ドラ候補”の声 打率1割台、DeNA31歳の危機感「野球人生左右する年に」

Full-Count / 2025年1月27日 7時45分

DeNA・神里和毅【写真:小林靖】

■DeNA神里は筒香らと自主トレ…“師匠”が予言「たぶん今年打つよ」

 DeNAの神里和毅外野手は今オフ、初めて筒香嘉智外野手の自主トレに同行した。シーズン中から何度もお願いして実現。「9割以上は打撃」というほどバッティング強化に励む。その背景には、プロ8年目の危機感があった。

 オフには何度も“現役ドラフト候補”とされている自身の名前を目にした。「そう言われるだろうなっていうのはわかっているので、『あ、言われているな』という感じです」。努めて冷静に受け止めるが、「やはりベイスターズで結果を出したいというのはあります」と熱い思いを吐き出した。

 2017年ドラフト2位で日本生命から入団。ルーキーイヤーから即戦力として86試合に出場した。2019年には123試合で打率.279、6本塁打、35打点とレギュラーを掴み、2020年には80試合で打率.308をマーク。しかしその後は定着できず、昨季は自身最少の25試合出場で打率.130に終わった。直近4シーズンは打率1割台に沈んでいる。

 高い守備能力と俊足はある。「あとは自分が打つだけ。みんなより打てば出られると思うので、打つしかないんです」。筒香からは技術面だけでなく、普段の生活からも打撃につながるヒントを得て「そういうことを意識しないと、あれくらいの選手にはなれないんだなと改めて思いました」と意識改革のきっかけとなった。

 約2か月、練習をともにしてきた筒香は「ちょっとずつおかしくなっていたのを1回元に戻そうよっていうところから始まった。能力はとてつもない。たぶん今年打つよ。頑張りきれるタイプだし、めちゃくちゃよくなっている」と成長に目を細めた。

 17日に31歳の誕生日を迎えた神里は「今年結果を出さないといけない。今後の野球人生を左右する1年になると思っています」と表情を引き締める。熾烈すぎる外野争いで、逆襲のゴングを鳴らす。(町田利衣 / Rie Machida)

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