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水原被告に抱いた“違和感” 「低賃金」の主張に球界OB怒り「すり替えようとしている」

Full-Count / 2025年1月27日 7時3分

水原一平被告【写真:荒川祐史】

■水原被告の主張「人生で希望を感じる瞬間はギャンブルをしている時」を批判

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告に対し、米検察は23日(日本時間24日)、大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)と4年9か月の禁固刑を求めた。米メディアによると、情状酌量を求めて裁判所に提出した申立書には「人生で希望を感じる瞬間はギャンブルをしている時しかなかった」などと書かれていたが、元MLB選手はこの言い分に真っ向反論している。

 米メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者は自身のX(旧ツイッター)に、水原被告の申立書の画像を添付。「ギャンブルで膨らんだ借金は莫大になり、ショウヘイのお金に手を付けなければ返済できないと感じた。彼のお金を手に付けることにとてつもない罪悪感を感じたが、当時はその解決方法しか頭に浮かばなかった。(それでも)借金はどんどんかさみ、この借金から抜けだし、彼に返すにはギャンブルで勝つことしか方法がないと思った。当時は深刻な(ギャンブル)依存症にかかっていると感じ、人生で希望を感じる瞬間はギャンブルをしている時しかなかった」などと書かれている。

 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」では、この文言について討論。司会のスコット・ブラウン氏は「全てがギャンブルに消えていたわけではありません。刑期を短くしようと、(ギャンブルが原因だと)彼は主張しています。(他にも原因が)重労働だとか、低賃金だと言っていますね」と語る。

 ブラウン氏はさらに「借金を返済するために(大谷の)お金を盗んだだけでなく、歯の治療費(を名目として)6万ドル(約9400万円)、(大谷のカードを使って)eBayで32万5000ドル(約5100万円)分の野球カードを買ったという証拠も残っています」と述べた。

 番組に出演したトッド・フレイジャー氏は「『人生で希望を感じる瞬間はギャンブルをしている時』か。これは、彼の弁護士が考えた文言でしょ? 彼が悪人ではないと、すり替えようとしている」と断じた。フレイジャー氏はレッズやホワイトソックス、ヤンキースなどで通算1244試合に出場して1059安打を放った内野手。申立書の内容を厳しく批判した。(Full-Count編集部)

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