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カレーではない…イチロー氏が「10年間食べ続けた」一品 シェフ衝撃の注文

Full-Count / 2025年1月27日 19時17分

マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:Getty Images】

■マリナーズの球団シェフが明かしたエピソード

 イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が米野球殿堂入りを果たし、米スポーツ局「ESPN」はイチロー氏とチームメートや関係者のコメントを紹介。マリナーズの球団シェフ、ジェレミー・ブライアント氏は、イチロー氏の食に関するエピソードを明かしている。

 イチロー氏が入団する前の1999年からシェフとなったブライアント氏は、イチロー氏の入団が決まり日本食についての勉強を始めたという。冷蔵庫には日本の高級食材が並び、イメージもバッチリだったという。

 しかし、イチロー氏がシェフに言ったのは「チーズバーガーはありますか?」だったという。ブライアント氏はビックリ。「チーズバーガーはなかったんです。彼がそれを欲しがるなんて思ってもいなかった」。そこで代わりに提案したのがチキンウィングだったという。

 イチロー氏はチキンウイングを気に入り、長く食べ続けた。ブライアント氏は「その翌日も彼は『またウィングをお願い』という感じでした。私は鶏肉を買い足しに出て、球場に戻ってまた作りました。そして3日目も、また。神に誓って本当ですよ。10年間、彼はそのチキンウィングを食べ続けたんです。ナイターの日は毎日、イチローはチキンウィングを食べたんです」と振り返る。

「午後5時5分。打撃練習を最初にやるのが彼でしたからね。彼は毎回同じ椅子に座って食べた。球場の小さな食堂で、違う場所に座ったことは一度もなかった。そして同じ皿を使った。その上私は同じフライパンで料理したほどです」

 イチロー氏といえば現役時代、朝ごはんにカレーを食べるというのがルーティンとして語られてきた。そして、今も毎日欠かさず栄養ドリンクの「ユンケル」を飲んでいるという。打席に入る前の体の動かし方、バットを投手に向かって掲げるフォーム。多くのルーティンが“イチロー”を作り上げている。(Full-Count編集部)

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