韓国の逸材のはずが…「フルタイムのマイナーリーガー」 防御率6点台、“最強守護神”の現実
Full-Count / 2025年1月28日 14時59分
■渡米1年目は44登板で4勝3敗3セーブ、防御率6.54
苦戦の1年目を経て“韓国の至宝”は輝けるのか。2023年オフに韓国プロ野球(KBO)からメジャーに挑戦したコ・ウソク投手。KBOでセーブ王を獲得するなど高い期待が寄せられたものの、一度もメジャーに登板できず、マイナーでも防御率6点台に終わった。韓国メディアは今季を展望しているが、いずれも悲観的な論調だ。
マーリンズは27日(日本時間28日)、今春のスプリングトレーニングのキャンプ招待選手を発表。コ・ウソクもその1人に選ばれた。韓国メディアもこぞって速報。しかし、OSENは「崩れた韓国最高の守護神、MLBデビューは夢なのか」と伝えれば、スポーツ朝鮮も「『KBO最高のクローザー→フルタイムのマイナーリーガー』コ・ウソク、メジャー昇格最後の機会?」、スターニュースも「『良い時は156キロ出てた』 コウソク、MLBに向けた最後の挑戦……」などと、いずれも2年目が正念場と伝えている。
コ・ウソクは2022年にKBOのLGで42セーブを挙げてタイトル獲得。韓国通算139セーブをマークし、2023年オフにポスティングシステムを利用して2年450万ドル(約7億円)でパドレス入りした。しかし、地元韓国での開幕戦直前にマイナー降格。開幕を2Aで迎え、10試合に登板するも0勝2敗、防御率4.38。5月4日(同5日)にはルイス・アラエス内野手とのトレードでマーリンズに移籍したが、新天地でも2Aでは18登板で防御率10.42、3Aでも16試合で4.29と確たる結果を残せなかった。
最終的に44試合に登板して4勝3敗3セーブ、52回1/3を投げて防御率6.54、52奪三振に終わった。また、OSENが「戦力が手薄なマイアミでもコ・ウソクにメジャーの席は用意されていなかった」と指摘するように、昨季ナ・リーグ東地区5位の100敗を喫した“弱小軍団”でもお呼びがかからず、26歳右腕の現状は限りなく厳しい。
果たして、“韓国最強クローザー”はメジャーでのその実力を発揮する機会は訪れるか。キャンプから猛アピールを続ける必要がありそうだ。(Full-Count編集部)
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