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朗希が抱える“欠点”「もう少し投げてほしい」 元指揮官も苦慮、夏場に訪れる壁

Full-Count / 2025年1月28日 20時29分

ドジャースに入団した佐々木朗希【写真:川村虎大】

■井口氏は2019年ドラフト会議で朗希を引き当てた

「ABEMA(アベマ)」が1月26日に放送したスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」に、メジャーリーガーとしても活躍し、ロッテの監督も務めた井口資仁氏が出演。この日はドジャース移籍が決まった佐々木朗希投手について特集され、“恩師”の井口氏は「3、4年後にサイ・ヤング賞!」と佐々木にエールを送った。

 井口氏は元サッカー元日本代表の槙野智章氏、フリーアナウンサーの山本萩子さんとともに番組に登場。ロッテの監督時代の2019年のドラフト会議、4球団競合の末に大船渡高の佐々木を引き当てた縁があり、「おそらくロッテに入る前から『プロ野球で5年しっかりやったら、MLBに行きたい』とプランを持っていたんだと思う」と回顧。「『良いチームに行ってくれたな』というのが率直な感想ですね」とドジャース移籍に安堵を見せた。

 槙野氏から「井口さんが監督の時から、佐々木投手は『MLBに行きたい』と言っていた?」と聞かれると、「直接聞いたことはないが、朗希はプロ1年目の目標設定の中で『サイ・ヤング賞』と書いていた。日本にはないから、その時から“世界一の投手になる”という目標があったんだと思う」。また、大型契約を結ぶことができない23歳での移籍については、「完成された姿で昨年MLBに挑戦した山本由伸投手と違って、彼は成長過程。朗希は自分の投手としてのピークを25、26歳ぐらいに設定していて、MLBであともうちょっと成長できればと考えたんだと思う」とした。

 山本さんから「佐々木投手を叱ったことがありますか?」との質問には「1回もないです。むしろお手本で褒めていることが多かったです」と即答。「研究熱心で1年目から『次投げるまでにどうしたらいいか』というプランニングがしっかりしていて、他の選手たちには『見習え』と言ったぐらい」と裏話も明かしている。

 ドジャースについては「チームは無理して朗希を投げさせる必要がない」とし、「大谷選手は5月ぐらいまでは投手に復帰しないと思うので、まずは朗希がそこのポジションに入っていければいい」と予想。一方で佐々木は日本で一度も規定投球回に到達したことがなく、耐久性に不安の声も寄せられている。「ロッテには入団してから5年間の育成計画があったので、私の中では計画通り」としつつ「もう少し投げて欲しいなって思いはありましたけど……」と本音もこぼした。また、佐々木の課題については「夏場になるといつもマメを作っていたので、MLBの環境でどのように対応していくか」を挙げた。

 そして、佐々木の“将来的な成績”を予想。「サイ・ヤング賞」を掲げ、「これは朗希の目標ですから! 明確に設定している選手が1年目から宣言していたので獲りますよ。これは今年来年の話ではなく、3、4年後に大谷投手と山本投手と争いながら朗希が獲ると思う」「確率は60%ぐらいあると思います!」と笑顔を見せた。(Full-Count編集部)

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