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“テラスあり”でも困難? 中日怪物が記録した「20」…TOP10に4度登場の衝撃助っ人

Full-Count / 2025年1月29日 9時32分

中日時代の福留孝介氏【写真:荒川祐史】

■テラス席の設置が決まったバンテリンドーム

 中日の本拠地、バンテリンドームの外野フェンスの手前に、2026年から新たにテラス型の観客席が増設されることになった。得点力、長打力に悩む中日にとってはまたとないニュースだ。同球場で生まれたシーズン本塁打数トップ10は7年間更新されておらず、ほぼ助っ人が占めている状況。テラス設置で本塁打増に期待が集まる。

 同球場は1997年4月4日に公式戦が初めて開催された。同球場での個人シーズン本塁打記録で1位に君臨するのが、2006年のタイロン・ウッズの20本だ。同年は47本塁打を放ち、本塁打と打点の2冠に輝いた。

 ウッズは2005年にも同球場で17本(3位タイ)、2008年にも16本(5位タイ)、2007年に13本(8位タイ)でトップ10に入っている。2位は18本塁打で2003年の福留孝介、3位タイには2017年のアレックス・ゲレーロが17本で入っている。

 日本人では、福留のほか、2010年の和田一浩が14本でランクインしている。トップ10に入っているのはゲレーロが直近で、昨年チーム最多の23本塁打を放った細川成也は、10本塁打を同球場で記録した。

 同球場での通算本塁打では、福留の90本が最多。続いてウッズの74本、和田の57本となっている。(Full-Count編集部)

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