“イチロー超え”も即落選「私は仲間外れ」 残った疑惑の大物…元スターの止まらぬ嘆き
Full-Count / 2025年1月29日 12時1分
■インディアンスなどで活躍したロフトン氏「また体の小さな選手を殿堂に迎え入れている」
米野球殿堂入りで“落選”してしまった超大物が「私は仲間外れになった」と胸中を明かした。脚光を浴びているのは、インディアンス(現ガーディアンズ)などで活躍したケニー・ロフトン氏。米ポッドキャスト「クリス・ローズ・ローテーション」に出演し「私はある意味『はみだし者』になってしまった」と声を上げている。
ロフトン氏は通算2428安打を記録し、通算打率.299、622盗塁、出塁率.372をマーク。5年連続で盗塁王となり球界屈指の韋駄天ぶりを発揮した。そして現代野球で評価される勝利貢献度WARは「68.4」を記録し、イチロー氏の60.0を上回っている。それでも、殿堂入り資格初年度で即権利を失ってしまった。
番組内で司会のクリス・ローズ氏から「イチローが殿堂入りした際(ロフトン氏の)反応はどうだった?」と尋ねられると「また体の小さな選手を殿堂に迎え入れているということだね。(イチローは)満票で選出されるべきだったよ」と話した。
すぐさま言葉を続け「とはいえ、彼は有資格初年度で殿堂入りした。有資格初年度で(得票率5%に届かず翌年の)投票権から外れるのは、残念だった。2013年という部類を見れば、なぜ私への愛(得票)が見られなかったか理解できるだろう」と、しみじみと語った。
思わぬ発言も飛び出した。「私はただ(得票率5%以上を得て)毎年投票用紙に名前が載る選手にとにかくなりたかった。2013年(に投票用紙に名前が載っていた)多くの選手たちは……疑わしかった。全米野球記者協会の記者たちは、彼らが投票用紙に残るように(5%以上の投票を)した」と“疑惑”の言葉を並べた。
ロフトン氏は1992年から5年連続盗塁王を獲得した他、1993年からゴールドグラブに4度輝き、1994年から6年連続でオールスターに選出された。2007年に現役引退し、2013年に殿堂入り資格を得たが、同年はバリー・ボンズ氏やロジャー・クレメンス氏、サミー・ソーサ氏ら「ステロイド時代」を象徴する顔ぶれを含めた37人もの候補者がいたため、票が分散したことも影響したという声もあり得票率わずか3.2%にとどまった。得票率が5%に届かなかった候補者は、その時点で資格を失うため、わずか1年で殿堂入りすることはできなくなってしまっていた。まだ時代委員会での選出の可能性は残されてはいるものの、どんな結果が待っているのだろうか。(Full-Count編集部)
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