契約金13億円の全米ドラ1、25歳で早くも正念場 剥奪された定位置…浮上した放出説
Full-Count / 2025年2月2日 12時26分
■2023年に31HR&94打点も…昨季は3A降格を経験
“No.1戦士”が早くも正念場を迎えている。2020年米ドラフト全体1位指名でタイガースに入団したスペンサー・トーケルソン内野手は昨季、打率.219、10本塁打、OPS.669にとどまった。マイナー降格も経験し、今季のレギュラーも保証されていない。米メディアはトレードの可能性を指摘している。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は27日(日本時間28日)、「スぺンサー・トーケルソンのトレード先として適切な相手を探す」と題した記事を寄稿。25歳で迎える今季を展望した。チームはこのオフにヤンキースからFAとなっていたグレイバー・トーレス内野手を獲得。これに伴い、昨季メジャーデビューして13本塁打を放った23歳のコルト・キース内野手が二塁から一塁へ転向することになるという。
そして、正一塁だったトーケルソンは「打席の機会を得る最も確実な道が閉ざされることになった」と厳しく指摘する。また、スコット・ハリス編成本部長が「素晴らしいオフシーズンとスプリングトレーニングを過ごせば、このチームにおける役割はある」との言葉を寄せたことに触れつつも、同メディアは「環境を変えるためのトレードを想像するのは難しくない」と見ている。
トーケルソンはアリゾナ州立大での3年間で54本塁打を放つなど、大学最強スラッガーとして評価され、2020年ドラフト全体1位指名を受けた。契約金は当時最高額となる842万ドル(約13億円)。メジャーデビューした2022年は打率.203、8本塁打と洗礼を浴びたが、2年目の2023年は31本塁打&94打点と実力を発揮した。しかし、昨季は再び成績が転落と浮き沈みの激しいキャリアとなっている。
順調にいけば今季初の年俸調停権を得るが、再び低調ならば「DFAやノンテンダーの候補になる可能性もある」と指摘。また、「彼の年俸はリーグ最低で、マイナーリーグのオプションが1つ残っているため(降格させやすく)、理論的には、どのチームでもフィットする可能性がある」とも書いている。具体的な移籍先候補としては、確たる一塁手がいないジャイアンツやマリナーズ、マーリンズ、パドレス、ロッキーズとした。
2022年の開幕前にMLB.comが発表した有望株ランキング100では、全体4位に選出された大器。1位のボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)、2位のアドリー・ラッチマン捕手(オリオールズ)、3位のフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)もチームの顔として活躍している。果たしてトーケルソンがその真価を発揮することができるだろうか。(Full-Count編集部)
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