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イチローを“見逃せば”「私はクビに」 米実況が衝撃を受けた現場の緊迫感

Full-Count / 2025年2月1日 16時53分

マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

■リズ氏が驚いたイチロー現場の緊迫感

 日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐権インストラクター)は現役時代、メジャーリーグで通算3089安打を放つなど、日本中を熱狂させた。一挙手一投足が注目され、メディアにとっては一瞬たりとも逃せなかった。地元メディア「シアトル・スポーツ」に出演したリック・リズ氏が日本メディアの喧騒を明かしている。

 イチロー氏はクラブハウス、ベンチ内、練習中など、試合や球場以外でも注目を浴びた。ルーティンは同じにも関わらず、日本メディアは毎日カメラを回した。「テレビカメラの数はレギュラーシーズン中に徐々に減って、最終的には7、8台になりましたが、そのカメラは毎日彼の同じ姿を撮っていました。イチローがダグアウトから走り出て、右翼線を走って行って、外野に出てスローイングをする姿を」。

 疑問に思ったリズ氏が日本メディアに対して、冗談まじにこう質問したという。「昨日と同じ映像を使えばいいのでは?」「1か月前の映像を使えばいいのでは?」「3年前の映像でもいいのでは? それを使ってもまったく同じなんだから」。しかし、日本メディアは緊迫した様子で答えたという。

「日本からの記者がたくさんいるんです。もしイチローがダグアウトから走り出てきて、滑って転んで、他のカメラ6、7台が撮っていたのに私がそれを撮っていなかったら、私はクビになる」

 近年でいえば、大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースも一挙手一投足が注目され、日本メディアが絶えず警戒しながら注目している。リズ氏は「彼ら(カメラクルー)はそれだけのプレッシャーがあったんです」と振り返っていた。(Full-Count編集部)

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