ド軍再契約は絶望的…世界一貢献→2月突入も決まらぬ去就 苦悩の13勝右腕「普通ではない」

ドジャースからFAになっているジャック・フラハティ【写真：ロイター】

■フラハティの新天地が決まっていない

　ドジャースからFAとなっているジャック・フラハティ投手の去就が決まっていない。現地でもすでに2月を迎えているが、未だフリーエージェントの状態だ。

　昨季途中にタイガースから加入したフラハティは2球団で計28試合に登板し、13勝7敗、防御率3.17をマークした。米カリフォルニア州出身で、幼い頃からドジャースファン。オフにFAとなった際には、再契約を熱望していたが、ドジャースはブレイク・スネル、佐々木朗希両投手ら先発を大型補強しており、絶望的となっている。

　フラハティはオフのFA市場における先発の目玉の一人ともされていたが、ここまで決まらず。1月23日（日本時間24日）に公開された米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」でも「（FA市場の）トップ選手たちは（契約が決まり未決定の）リストからいなくなっていく。僕がどこでプレーするのか、どこのスプリングトレーニングに行くのかもわかっていない状況。それは普通ではない。こうなっている理由について、僕にもいい答えが見つかっていればいいんだけどね」と心境を明かしていた。

　すでに各球団はスプリングトレーニング、2025年シーズンに向け着々と戦力補強を進めている。先発投手を必要とする球団は残っているが、交渉が長引けば、それだけキャンプインも遅れることになる。右腕の新天地は決まるだろうか。（Full-Count編集部）