新庄監督がパ監督に懇願「やっていこう！」 球界に起こす“革命”「盛り上がる」

日ハム・新庄剛志監督【写真：矢口亨】

■「パ・リーグ FANS MEETUP」でパ6球団監督が勢揃い

　パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルでは、シーズン開幕前に特別番組「パ・リーグ FANS MEETUP」を公開している。昨年に引き続き、今年もパ・リーグ6球団の監督がトークを展開。「ファンのチカラ」をテーマに、さまざまな質問に答えた。

　登壇したのは、ソフトバンク・小久保裕紀監督、日本ハム・新庄剛志監督、ロッテ・吉井理人監督に加えて、今季から新たに指揮を執る楽天・三木肇監督、オリックス・岸田護監督、西武・西口文也監督。最初のお題は「監督から見た自球団のファンの推しポイント」だ。

　昨年の「パ・リーグ FANS MEETUP」動画が約130万回再生と人気だったことを受け、新庄監督は「（今年は）320万回再生でいきましょう！」と意気込み、日本ハムファンは「品の良さ」と即答した。また、昨季までファームで監督を務めた三木監督は、ファンとの距離が近い2軍監督だからこそ感じた推しポイントを回答し、「ファンの方が若い選手を育てていると言っても過言ではない」と力強く語っている。

「これまでのキャリアで心に残っているファンとのエピソード」のお題では、西口監督が「甲子園球場に行くたびに、『西やん、元気か？』とか『今日は控えめにな！』と、練習している時に外野スタンドから聞こえてくるんですよ」と他球団ファンとのエピソードを披露。コーチになってからも、変わらず声をかけてもらうそうで、「他球団ではあるけれど、声をかけてくれるのは嬉しいですね」と笑顔を見せた。

　また、新庄監督が昨季より取り入れた、メンバー表交換時のハイタッチが話題に上がると、「本当に盛り上がるんですよ」と小久保監督。しかし、これに対して新庄監督は「でも、僕以外とはしてないよね……？　吉井監督とかと……」と少し寂しそうな表情を見せつつ、「パ・リーグからやっていこうよ！」と呼びかけた。

　ほかにも、「これからのエンタメとしての野球はどうなっていくべきか」や「この選手はファンサービスがすごい」など、普段はなかなか見ることのできない監督同士のトークが繰り広げられている。（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）