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突然の“予定変更” 超多忙なオフも…大谷翔平が伝えたかった“思い”「少しでも早く」

Full-Count / 2025年2月2日 17時2分

「ドジャーフェスト」に参加したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■1月末にLA消防署を訪問、当初はビデオメッセージの予定だった

 2025年は大変な幕開けだったようだ。ドジャース・大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ファン感謝イベント「ドジャーフェスト」に参加。1月中のインフルエンザ感染中にロサンゼルスの山火事で避難生活を余儀なくされたことを明かした。

 悲願のワールドシリーズ制覇。だが、全てがバラ色のオフとはいかなかったようだ。大谷は地元のロサンゼルス近郊を襲った山火事で避難生活を送っていたと打ち明けた。

「夜中でしたね。アラートが鳴って、いろんな人と連絡を取って避難しました。忘れ物をして1回戻った時に、結構もう(自宅の)後ろの方が燃えていたので、もうウチも危ないかなと思っていた。それよりも妻とデコと一緒にまず避難することが先だったので、すぐに荷物をまとめて避難しました」

 知り合いに家を借りての避難生活は「1、2週間くらい」。さらにインフルエンザに感染して寝込んでいたという。「練習はできなかった。避難して、その先でちょっと寝込んでたって感じでした」と明かした。

 昨年10月末までワールドシリーズで戦い、11月上旬に左肩を手術。もちろん右肘のリハビリもある。オフにこなすCM撮影など、ただでさえ忙しいスーパースターは「これまで何年かで一番忙しいオフシーズンだった」という。それでも直接伝えたかった“思い”があったようだ。1月30日(同31日)に山火事で大きな被害が出たパシフィック・パリセーズの消防署を訪問。復旧活動に尽力する現地の消防隊員に感謝を伝えた。

 実は、イベント前まで大谷から消防隊員へビデオメッセージを送ると球団広報から伝えられていた。現地の消防隊員も知らなかった“サプライズ訪問”。この日、大谷は「実際に焼けてしまった家であったりとか、そういう地域を回らせてもらいました。なんていうんですかね。苦しいというか、胸が苦しくなる光景ではあったんですけど。本当に消防士の方とか何日も帰らずに頑張ってるという話も聞かせてもらって、少しでも早く元の生活にみなさんが戻れるように今は祈っています」と話した。消防署の訪問は1時間ほどだったが、消火活動に力を注いだ消防隊員にとっては、何よりの励みとなったはずだ。

 佐々木朗希投手が加わる今季のスプリングトレーニングは11日(同12日)から。この日はイベント前にトレーニングするなど調整を進めている。「1週間のうち5日、6日はしっかりトレーニングしながら。スローイングもやってますし、今バッティングもちょうど始まって、強く振ってるところ。いい状態でスプリングトレーニングに入れれば、開幕からしっかりいけるんじゃないかなとは思ってます」と力強かった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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