ハム24歳が明かした野望 「高い壁と重々承知」も…見据えるMLB挑戦「スーパースターに」

日本ハム・万波中正【写真：矢口亨】

■杉谷氏のYouTubeに登場…昨季は「技術的にも精神的にもかなり苦しんだ」

　元日本ハム内野手の杉谷拳士氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新し、万波中正外野手とのスペシャル対談を公開した。24歳の万波は「MVPを獲りたい。トータルで一番という評価をされたいです」と今季の目標を掲げ、さらに2026年に開催されるWBC、将来的なメジャー挑戦の野望を明かした。

　2023年に141試合で打率.262、25本塁打、74打点で外野手のベストナインに輝きブレークした万波だったが、昨季は136試合で打率.252、18本塁打、60打点と軒並み数字を落とした。「技術的にも精神的にもかなり苦しんだ」と打ち明けたが「数字的には満足にはほど遠いですが、それによって学んだことがめっちゃある」と強調する。

　今季は2026年のWBCの選手選考を担う上でも重要なシーズンになる。「出たいですよ。でも外野やばいですよね。今じゃまだまだだなというのは感じるので。（外野は）4人か5人くらいしか入れないですもんね。相当頑張らないと滑り込めないと思っているので、それくらい成し遂げないといけないと思っています」と日の丸への思いを語った。

　さらに将来的な話として「米国で戦いたいか？」と聞かれると「それはありますよ。めちゃくちゃありますね。米国でMVPを獲ってみたいです」。目を輝かせながら「メジャーリーグで行ってみたいとかではなく、メジャーリーグのスーパースターになりたいです。行かれている諸先輩方の成績を見たときに、はるかに高い壁だなというのは重々承知ですし、僕の野球選手としての最終目標、一番大きな目標です」と思い描いた。（Full-Count編集部）