大谷翔平、新投法で20球 ノーワインドアップで投球練習…ベッツ＆スネルと豪華共演も

ドジャース・大谷翔平はベッツと並んでキャッチボール【写真：小谷真弥】

■アリゾナ州グレンデールで自主トレ、捕手役を座らせて投球練習

　ドジャースの大谷翔平投手は4日（日本時間5日）、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で自主トレを行った。キャッチボールでは捕手役を座らせて20球を投げた。

　捕手役を座らせて力感のこもった投球を見せた。インターバルを挟んで計20球。全てノーワインドアップから投じた。エンゼルス時代には見せなかった投球フォームだった。

　この日のキャッチボールでは約50メートルまで距離を伸ばした。通訳のウィル・アイアトン氏ら球団スタッフが見守る中での投球練習。途中でムーキー・ベッツ内野手があいさつに駆け寄り、タッチ後にハグも。2度のサイ・ヤング賞で新加入のブレイク・スネルとも並んでキャッチボールを行った。

　大谷は前日3日（同4日）にも姿を見せ、キャッチボールやフィジカルトレーニングなどに汗を流した。キャッチボール中には球団スタッフのダックスフンドと見られる小型犬が乱入。練習が中断する一幕があった。

　チームのバッテリー組のキャンプインは11日（同12日）。2年ぶりの投手復活へ順調に調整を進めている。（小谷真弥 / Masaya Kotani）