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井端監督が名指しで絶賛「え、本当ですか?」 最後に出てきた名前…19歳ドラ1が誓う奮起

Full-Count / 2025年2月7日 8時10分

オリックス・横山聖哉【写真:小林靖】

■オリックス・横山聖哉に侍J井端監督も熱視線

 陽の落ちかかった宮崎・清武に、19歳の笑顔がキラリと光った。「え、本当ですか……?」。オリックス・横山聖哉内野手が目を輝かせた。侍ジャパン・井端弘和監督が6日、オリックスの宮崎キャンプを視察。宮城、紅林、太田、ドラフト1位の麦谷を順番に絶賛した最後に“もう1人”の名前が出てきた。

「2軍にも良い選手がいる。いきなりとは言いませんけど、今後(代表に)入ってくる選手がいるなと思った。横山選手とか、次世代を担う選手がいるので楽しみだなと思います」

 井端監督のコメントを伝え聞いた横山聖は「井端監督に名前を呼んでもらえただけで嬉しいです。侍ジャパンは、プロ野球のまだもう1つ上のステージだと思っています。1軍の中でもトップの方々なので。(将来的に)目指したいところではあります」と強く誓った。

 振り込んだバットにはボールの縫い目がクッキリと写る。握力の落ちそうな両手に力を入れ直し、視線を前にやった。真剣に伝えたいことがあった。

「打撃では……。1度、何かの記事で『アベレージヒッターになる』みたいな感じで書いて頂いたことがあるんですけど……そうではなくて。しっかり捉えることが大事なので、その確率を上げたいということなんです。打率も、もちろん上げたいですけど、小さく当てに行くんじゃなくて、しっかり振り切りながらも、きっちりコンタクトできる率を上げていきたいです」

■「積み重ねが大切。精一杯、頑張っていきたいです」

 プロ1年目の昨季は12試合に出場。プロ初安打を含む6安打を記録したが「(目先の)結果を追い求めていたので、今年は気にすることなく強く振っていきたいなと思ってます」と言い切る。

 合言葉は「小さくならずに」。春季キャンプは第2クールを迎えているが「毎日、決めたことをしっかり続けていけば1か月後に成果が出ると思います。積み重ねが大切。精一杯、頑張っていきたいです」と汗をタオルで拭う。

 爽やかにかき分ける前髪も、練習後には濡れている。「守備の土台を作っていきたいと思っています。送球の安定だったり、捕球の確実性ですね。数を捕って(体に)染み込ませるという感じですね」。未来溢れる19歳。がむしゃらに突き進む姿が、グラウンドにある。(真柴健 / Ken Mashiba)

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