大谷翔平、キャンプ前からフィーバー 自主トレに異例100人集結…CY賞スネルも衝撃

ドジャース・大谷翔平【写真：小谷真弥】

■アリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレ、12日にキャンプイン

　ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、アリゾナ州グレンデールの球団施設で6日連続で自主トレを行った。日米のファン、メディア関係者ら約100人が異例の大集結した。

　自主トレが始まって初めての週末。日本人ファンだけでなく、真っ白なサインボールを持った米国人らファンが集まった。お目当ては大谷。ウオームアップから金網越しに見つめ、大谷のグラウンド移動とともに大移動。この光景に2度のサイ・ヤング賞で新加入のブレイク・スネルも驚いた様子だった。

　この日の自主トレでは壁当て、キャッチボール、フィジカルトレーニングなどに汗を流した。キャッチボールでは平地ながらも捕手役が座った状態で投球。フォーシームにツーシームなど変化球を交えて22球を投じた。練習中には笑い声も。調整は順調に進んでいる様子だ。

　前日7日（同8日）は傾斜板を使って壁当て。ビニール製の球体の中に液体が入ったトレーニング器具を使ってトレーニングする場面もあった。チームは11日（同12日）にバッテリー組がキャンプ初日を迎える。移籍2年目の今季も大フィーバーとなりそうだ。（小谷真弥 / Masaya Kotani）