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大谷からポルシェ、水原夫妻にファーストクラスも…本当に困窮? 弁護士も“反省”した書簡

Full-Count / 2025年2月8日 10時30分

量刑言い渡しのため、裁判所に入る水原一平被告【写真:Getty Images】

■水原被告の「低賃金」などの主張は「誤解を与えた」

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の量刑言い渡しが6日(日本時間7日)に行われた。裁判官は、情状酌量を求めた水原側が1月に裁判所に提出した申立書が「裁判所に誤解を与えた」と指摘。検察の求刑通り禁錮4年9か月が言い渡された。水原被告の弁護人も、この申立書の内容については“反省”を口にしたという。

 米検察は1月23日(同24日)に大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)と4年9か月の禁錮刑を求刑。一方で、マイケル・G・フリードマン弁護士は情状酌量を求めて裁判所に申立書を提出していた。

 その中身は、「著しく低賃金だと感じていた」「生活に順応できるよう、最初の数年は(家賃の高い)ショウヘイの近くに住む必要があった」「24時間拘束されストレスだった」などの理由が書かれており、禁錮1年6か月への減刑を求めていた。

 しかし、生活が困窮していたという主張に対しては、ジョー・マクネーリ検事が真っ向から指摘。大谷からポルシェを贈呈されていたことや、大谷のスポンサーから衣服の提供、水原夫妻へのファーストクラスの手配、事あるごとにチップを受け取っていたこと、2024年3月時点で貯金が19万5000ドル(約3000万円)以上はあったことなどを次々言及された。

 エンゼルス時代から大谷を取材し、この日法廷で言い渡しの様子を見届けた米メディア「ジ・アスレチックス」のサム・ブラム記者は、量刑の言い渡し前にジョン・ホルコム判事が水原側が裁判所に送った申立書(手紙)に特に言及し、「ミズハラ被告が裁判所に誤解を与え、重要な事実を省略した」と述べたと伝えた。裁判官側も水原側の“言い訳”を指摘し、求刑通りの言い渡しとなった。

 同記者によると、ミズハラの弁護人であるフリードマン氏は、ミズハラの書簡には「言葉足らず」な部分があったことを認めたという。(Full-Count編集部)

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