中日の大器は「40本以上打てる」 修正すべき課題も…“2人の師匠”が太鼓判押す理由
Full-Count / 2025年2月8日 19時15分
■DeNAから中日に移って開花…細川成也の課題は?
昨季まで3年連続の最下位に低迷した中日にとって、主砲・細川成也外野手はチーム浮上のカギを握る存在だ。DeNA前監督のアレックス・ラミレス氏は7日、自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で、中日前打撃コーチの和田一浩氏とともに「彼は40本以上打てるポテンシャルがある」と太鼓判を押した。
ラミレス氏が監督を務めていた当時のDeNAに、2016年ドラフト5位で入団した26歳の細川。DeNA時代は6年間で6本塁打と振るわなかったが、2022年オフの現役ドラフトで中日に移籍すると開花。広いバンテリンドームを本拠地としながら、2023年に24本塁打、2024年に23本塁打を放ち、主砲の座を揺るぎないものとした。これについてラミレス氏は「ずっと彼は40本以上打てるポテンシャルを持っていると思っていた。残念ながら彼の才能をうまく引き出せなかった」と語った。
昨季まで2年間、中日で細川を指導した和田氏は、細川の潜在能力について「40本塁打は打てるっていう能力を、見た瞬間に分かる選手」と絶賛。ラミレス氏も「去年は飛ばないボールの影響があったけど、彼の数字は素晴らしかった」と高く評価した。
一方で、修正すべき課題について両者の見解は一致。和田氏は「チャンスの場面でいろんなボールを追いかけてしまう。こう攻められるだろうとベンチで見ていた時のまま、その通りに三振してしまう」と述べ、打席での駆け引きに課題があると指摘した。2023年は161、2024年は159三振を喫している。
現役時代に4度の打点王を獲得したラミレス氏は「打席に入るときにはしっかりとプラン持つべきだ。特に得点圏の時は投手の攻め方が違うからね。細川がそういったことをしっかり学べば100打点はクリアできるはずだ」と助言。もう1つの課題として「NPBのシステムだと、既にチームの中心となった打者にいろいろ指導するとは思えない。調子を落とした時に、首脳陣は我慢できるのか」「全ては監督次第。どんな打者でも調子が良い時と悪い時がある」と、中日の井上一樹監督の采配もキーポイントとして挙げた。(Full-Count編集部)
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