中日に現れた“鬼肩ルーキー”「ヤバすぎ」 バズーカ炸裂で高まる期待「柱になるかも」

キャンプで練習を行う中日・石伊雄太【写真：木村竜也】

■中日4位ルーキーが2度の盗塁阻止

　ルーキー捕手への期待が高まっている。ドラフト4位で入団した石伊雄太捕手は8日、春季キャンプでの紅白戦に紅組の「8番・捕手」で出場。矢のような強肩で盗塁を阻止し、「すげえバズーカ送球」「石伊の肩ヤバすぎワロタ」とファンも大盛り上がりとなった。

　持ち前の肩をアピールした。3回、1死一塁から土田が盗塁を仕掛けると、変化球を捕球した石伊は二塁ベース上へ正確無比な送球。ファンからは大きな拍手が送られた。5回2死一塁の場面でも、変化球のワンバウンドを捕球後、二塁を狙う辻本も刺して見せた。

　これにはX（旧ツイッター）のファンも「とんでもない肩」「石伊の肩すげえな」「将来チームの柱になるかも」「これは正捕手候補」「石伊雄太の肩にはどんな固有名詞がつくのかな？」と大興奮だ。

　ドラフトで社会人卒の捕手を獲得したのは2015年の木下拓哉以来。キャンプでは初日からエース・高橋宏斗投手のボールを受けるなど、首脳陣からの期待も高い。社会人ナンバーワン捕手とも呼ばれた24歳は開幕1軍を掴めるか。（Full-Count編集部）