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韓国で“就職詐欺”も…日本去り2年で掴んだ米復帰 元助っ人が目指す7年ぶり大舞台

Full-Count / 2025年2月10日 10時41分

ロッテ時代のエンニー・ロメロ【写真:荒川祐史】

■日本で通算17勝の左腕がマイナー契約から挑戦へ

 中日やロッテでプレーしたエンニー・ロメロ投手が、ジャイアンツとマイナー契約を結んだと、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が7日(日本時間8日)に伝えた。各国リーグを渡り歩いた34歳左腕は、7年ぶりのメジャー復帰へ勝負の春を迎える。

 ドミニカ共和国出身のロメロは、2013年にレイズでメジャーデビュー。2018年まで計4球団でプレーし、メジャー通算137試合登板で4勝6敗。2019年に中日入りし、先発として8勝10敗。2020年は故障で1軍登板なく退団した。2021年はドジャースとマイナー契約を結んだものの、6月にロッテに移籍し、4試合で1勝。2022年は20試合に先発し、8勝9敗を挙げるもオフに退団していた。

 さらに直後、韓国プロ野球・KBOのSSGランダーズと新外国人の最高額となる総額100万ドル(約1億5200万円)で契約。しかしキャンプから肩の痛みを訴え、そのまま公式戦で1試合も投げることなく翌年5月に退団し、韓国メディアから“就職詐欺”と非難を浴びた過去も。

 トレード・ルーマーズによると、母国ドミニカ共和国でのウィンターリーグで結果を残したことで、ジャイアンツのスプリングトレーニングに招待選手として参加することが決まったという。同サイトは、3Aでは先発起用される可能性があるとしつつ「もしメジャーで起用されるチャンスがあれば、主にリリーフとしてプレッシャーがあまりからない場面で起用される可能性が高いだろう」と予想した。

 地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のジャイアンツ番を務めるスーザン・スラッサー記者も7日(日本時間8日)、X(旧ツイッター)でメジャーキャンプ招待選手の名簿を紹介。ここにもロメロの名がある。

 ロメロは中日時代の2019年、東京ドームの巨人戦で陽岱鋼外野手に3ランを被弾。その直後にグラブをマウンドに叩きつけた姿が、日本のファンにも鮮烈な印象を残した。(Full-Count編集部)

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