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至近距離で“直撃”の悲劇→救急搬送も…1日で退院 イチロー恩師が忘れぬ頭蓋骨骨折

Full-Count / 2025年2月10日 11時17分

2013年、広島コーチ時代の新井宏昌氏【写真提供:産経新聞社】

■YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」、新井宏昌氏ら出演

 日本プロ野球名球会が運営する公式YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」が「激白! レジェンドたちのしくじり話」を公開。南海、近鉄で通算2038安打を放ち、オリックスやソフトバンクなどでコーチを歴任した新井宏昌氏が、衝撃の“鉄人”エピソードを披露している。

 1992年に現役引退した新井氏は、1994年にオリックスの1軍打撃コーチに就任。入団3年目だったイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が210安打を放ってブレークした年で、登録名を本名の「鈴木一朗」ではなく「イチロー」に変更しようと仰木彬監督に進言したのも新井氏だった。

 2013年には広島の1軍打撃コーチに就任。その年の6月14日、札幌ドームでの全体練習中に“事件”は起きた。フレッド・ルイス外野手にティー打撃のトスを上げていた新井氏の頭部に、至近距離からの痛烈な一打が直撃。札幌市内の病院に救急搬送された。

「前頭部挫創、頭蓋骨骨折」で1週間の安静が必要、全治4週間の診断。ただ、脳には出血など異常は見られず、なんと翌15日に退院したという。「もっと入院しなきゃいけなかったけど、(チームの)宿舎が脳神経外科の隣だった」と説明。「だから、もう自分の部屋に戻りますと言って戻った」と驚きの理由を明かした。

 当時、広島監督だった野村謙二郎氏は「あれは焦ったよ」と当時を回顧。新井氏は全治4週間にもかかわらず、1週間後の22日のヤクルト戦から現場に復帰した。イチロー氏も怪我に強く休まないことで有名だったが、“恩師”も休まない男だったようだ。(Full-Count編集部)

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