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ド軍との日本開幕戦へ…カブスの“不気味な沈黙” 191発男の行方、米指摘の45億円

Full-Count / 2025年2月10日 20時29分

アストロズからFAとなっているアレックス・ブレグマン【写真:Getty Images】

■去就が決まらぬブレグマン、空いている三塁の定位置

 3月18、19日に東京ドームの開幕カードでドジャースと激突するカブスが、新たな補強へ不気味な気配を漂わせている。アストロズからFAとなり、未だ去就が決まらない大物内野手について、MLB公式サイトの番記者が「獲得するための余地がある」と可能性をにおわせた。

 カブスは9日(日本時間10日)にスプリングトレーニングを開始。今オフはアストロズとの大型トレードでカイル・タッカー外野手を獲得し、代わりに昨季途中から三塁を守っていたアイザック・パラデス内野手を放出。三塁手のレギュラーは不在で、現状はメジャーでプレー経験のない23歳の有望株、マット・ショウが有力候補だ。

 MLB公式サイトのジョーダン・バスティアン記者は同日、「カブスはフリーエージェントに対してオープンだ」と題した記事を公開。記事中では、カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長のコメントとして、アストロズからFAとなっているアレックス・ブレグマン内野手を獲得する可能性に触れている。

 昨季のカブスは、ぜいたく税の基準額を少し超えていたが、今季について記事では「3000万ドル(約45億5000万円)強の柔軟性を持っていると見積もられている」と、まだ余裕があることを指摘。その3000万ドル強の資金で「カブスはブレグマン獲得を目指すのか、または他の先発投手を獲得するための余地がある」と、開幕を前にした積極補強に含みを持たせた。

 記事中で、ホイヤー編成部長は「常に(補強の)チャンスは探し続けている」「どんなことも排除しない」とコメント。この状況は昨季、コディ・ベリンジャー外野手がFA市場で長期間残り、最終的に2月末にカブスと契約を結んだことと共通点が見える。

 MLB通算191本塁打のブレグマンは、アストロズの組織的なサイン盗みが問題になった2017年、ドジャース相手のワールドシリーズでも2本塁打と活躍。三塁手として2019年にシルバースラッガー賞、2024年にゴールドグラブ賞を獲得している大物だ。もしもカブス入りとなれば、大谷翔平投手や山本由伸投手らを擁するドジャースとの日本開幕戦が、さらに盛り上がる要素が増えそうだ。(Full-Count編集部)

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