ロハス、またも朗希に“贈り物”「歓迎したかった」 背番号のお返しは「貰っていないよ」

キャンプ地で練習を行うドジャース・佐々木朗希【写真：荒川祐史】

■昨年は大谷や山本にワインをプレゼントしていたロハス

　ドジャースのミゲル・ロハス内野手は11日（日本時間12日）、アリゾナ州グレンデールの球団施設で取材に応じ、佐々木朗希投手ら新加入の選手に今年もワインをプレゼントしたことを明かした。

　35歳でチームリーダでもあるロハスは、ワインをプレゼントするのが“恒例”。昨年は新加入の大谷翔平投手や山本由伸投手らにプレゼントを贈っていた。「ワインをたくさん彼にプレゼントしたよ。文化の違う場所から来て（異国の地で適応することは）難しいから、（歓迎の）メッセージも伝えたかった。私も大昔にそれを経験した。去年はショウヘイとヤマモトだったけど、今年は6人の新しい選手が加入した。彼らを歓迎したかったんだ」。

　ロハスは今オフ、新加入の佐々木に背番号11を贈り、ジャーデビューした当時の背番号「72」に変更した。1日（同2日）のファンイベント「ドジャースフェスト」内の取材では「勝ちたいだけなんだ。ロウキ・ササキが自分のチームで戦ってほしいだけだよ。活躍を楽しみにしているし、（背番号を譲ることで）彼の居心地がよくなってほしいんだ」と思いを明かしていた。

　年上でもある37歳のカービー・イエーツ投手や、マイケル・コンフォート外野手にもワインを贈ったというロハス。「彼らは選手は長く（メジャーで）プレーしているけど、ここは（他球団と比べて）雰囲気が違う。彼らにものびのびプレーしてもらいたいんだ」と話した。

　昨オフは背番号17を譲ったジョー・ケリー投手に大谷がポルシェを贈ったことが話題となった。“お返し”にも注目が集まるが、ロハスは「貰っていないよ。彼は着いたばかりだ」と語った。（Full-Count編集部）