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ド軍34歳便利屋に開幕マイナーの危機 地元メディア指摘「仕事奪う可能性」…飽和した役割

Full-Count / 2025年2月12日 11時20分

ドジャースのクリス・テイラー【写真:Getty Images】

■2021年にオールスター出場も果たしたテイラーに逆風

 ドジャースは11日(日本時間12日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でバッテリー組のキャンプ初日を迎えた。昨季のワールドチャンピオンから抜かりのないオフの補強でさらに大型戦力となったが、開幕ロースターの枠を巡る競争も激化。34歳のユーティリティプレーヤーがマイナー落ちの危機にあるとの見方もある。

 ドジャースはオフに、KBO(韓国プロ野球)キウムからポスティングシステムで金慧成(キム・ヘソン)内野手を獲得。さらに昨季のワールドシリーズで活躍した“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス外野手との再契約も決まった。このほか、ムーキー・ベッツ内野手やトミー・エドマン外野手ら、チームには内外野を守れるユーティリティプレーヤーが揃っている。

 そんな中、地元メディア「ドジャース・ネーション」のマレン・アンガス記者は10日(同11日)に「キケ・ヘルナンデスと契約した今、クリス・テイラーのドジャース開幕ロースター入りは確実ではない」と題した記事を公開。メジャー通算839安打、108本塁打の34歳が、26人のアクティブロースターの当落線上にあると分析した。

 同記者は「彼は2025年のロースター枠を失う危機に瀕している。ドジャースはこのオフにキム・ヘソンと契約し、ユーティリティ選手のキケ・ヘルナンデスと再契約した。テイラーのドジャースでの仕事を奪う可能性があるのは後者だ」と、ヘルナンデスとの再契約がテイラーにとっては不利な要因だとみる。

 その上で「ヘルナンデスは、昨季のポストシーズンでの活躍だけでロースター入りが確実で、テイラーと同じ複数のポジションをプレーすることが可能なため、テイラーは自身より若い選手との一騎打ちとなる」と分析。最後の1枠を、昨季メジャーデビューを果たし、116試合で13本塁打を放った若手、アンディ・パヘス外野手と競うことになると予想した。

 テイラーは2016年途中にマリナーズからドジャースに加入後、主力選手として活躍。内外野6ポジションを守り、俊足も持ち味に、2021年にはオールスターゲーム選出され、打率.254、20本塁打、73打点を記録。昨季は87試合で打率.202、4本塁打に終わっているが、終盤には復調を見せていた。

 同記事では、先週のイベントでのテイラーの発言を紹介。「ここ数年は自分が望むレベルに達していない」「それは身体的な問題でも年齢の問題でもないと思う。それよりも体の使い方の問題だと思う。私としては、復調して4、5年前の状態に戻る意欲が確実にある」と語り、自身も危機感を持っている様子だった。(Full-Count編集部)

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