セは巨人・菅野が“当確”、パは鷹柳田&モイネロ、楽天浅村ら混戦 MVPの行方は?

Full-Count / 2020年9月29日 11時3分

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

■首位の巨人・菅野は開幕から11勝0敗、防御率1.78と圧倒

 シーズンも終盤戦に差し掛かりセ・リーグでは巨人がマジック24と2位阪神に12.5ゲーム差をつけ首位を独走。パ・リーグでは首位ソフトバンクと2位ロッテがゲーム差1と接戦を繰り広げ、3位楽天も首位までゲーム差5.5とまだまだ射程圏内だ。ここでは現時点の成績から両リーグの最優秀選手(MVP)を占ってみる。

 MVPはシーズンで最も活躍した選手に与えられる最高の賞。記者投票によって選出されリーグ優勝チームから選ばれることが多いのが特徴だ。過去10年を見ても優勝チーム以外から選出されたのは2013年のヤクルト・バレンティン(打率330、60本塁打131打点)、2014年のオリックス・金子千尋(16勝5敗、防御率1.98)の2人だけだ。

 まずはセ・リーグの投打で活躍するを選手を見ていく。

○投手
巨人 菅野智之 11勝0敗、防御率1.78(リーグ2冠) 3完投、95奪三振、WHIP0.85
阪神 西勇輝 7勝4敗、防御率2.33 3完投、81奪三振、WHIP0.95
中日 大野雄大 6勝5敗、防御率2.37 7完投、106奪三振、WHIP0.89

○野手
巨人 岡本和真 打率.280、23本塁打70打点(リーグ2冠) OPS.939
DeNA 佐野恵太 打率.347(リーグ1位)、13本塁打58打点 OPS.935
ヤクルト 村上宗隆 打率.330、18本塁打61打点 OPS1.039

 首位を独走する巨人のエース菅野が圧巻の成績を残しており、このままいけば自身2度目のMVPは確実だろう。中日・大野雄は7完投、106奪三振と菅野を上回っているが勝敗、チーム成績を考えても厳しい状況。野手陣も巨人の岡本がこのまま本塁打、打点の2冠を獲得しても菅野を超えるインパクトは与えられないだろう。

■パ・リーグは混戦模様、リーグ優勝の行方にも左右される?

 続いてパ・リーグ。

○投手
楽天 涌井秀章 9勝3敗(リーグ1位)、防御率3.13 1完投、87奪三振、WHIP0.99
ソフトバンク モイネロ 40試合1勝1敗、32HP(リーグ1位)1S、防御率1.17
ロッテ 益田直也 37試合2勝2敗、3H24S(リーグ1位)防御率1.98 WHIP1.10
オリックス 山本由伸 6勝3敗、防御率2.63(リーグ1位) 1完投、109奪三振(リーグ1位)、WHIP1.00

○野手
ソフトバンク 柳田悠岐 打率.337、24本塁打63打点 OPS1.098
楽天 浅村栄斗 打率.291、28本塁打(リーグ1位)86打点 OPS1.020
日本ハム 中田翔 打率.248、27本塁打89打点(リーグ1位) OPS.878

 パ・リーグは混戦模様だ。首位ソフトバンクで可能性があるのは中継ぎで圧倒的な成績を残すモイネロ。リーグトップの31HPで何と言っても38回1/3を投げ68奪三振で奪三振率は脅威の15.97をマークしている。中日・浅尾、ホークス・サファテに次ぐ中継ぎ投手のMVPにも期待がかかる。

 楽天のベテラン涌井は開幕8連勝を飾るなど、ここまでリーグトップの9勝と完全復活も後半戦ではやや打たれる場面もあった。オリックスの山本は防御率、奪三振の2冠だがチームが最下位という点がどう響くか。打者ではホークスの柳田がリーグ2の打率.337に24本塁打、楽天の浅村は日本ハムの中田と本塁打、打点で激しい争いを続けている。

 ここまでの結果だけを見ればセ・リーグは巨人の菅野が当確、パ・リーグではソフトバンクが優勝なら柳田、モイネロの二択と予想する。残りシーズンは40試合を切っているが、ここからの“大まくり”にも期待したいところだ。(Full-Count編集部)

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