交通機関のテロ対策に人工知能が目を光らせる未来

FUTURUS / 2014年9月21日 12時2分

モータリゼーションがひと段落つき、都市部の人口密度が高まったということだろうか。各国で鉄道などの大量輸送機関を利用するユーザーが増えているという。

線路の数は限られているが輸送力を高める必要性があり、より精度の高い列車運行管理システムが求められており、それが新たなビジネスにも直結している。

実際に新幹線のシステム開発を請け負い、JR東日本と共にATACSを作り上げた日立製作所はその技術力をもって海外での鉄道事業を展開しているし、逆にJR東日本はCBTCという海外産の無線列車制御システムの導入を決めている。列車運行管理システムが次世代の交通インフラを考えるにおいて、重要なキーとなっているのだろう。

■ 交通監視システムの革新も必要

しかし問題なのは車両のコントロールだけではない。多くの人間が集まる駅などの施設をイタズラや盗難、テロといった被害からどう防ぐのか、監視システムのアップデートも求められている。

10月13~15日にヒューストンで開催されるAPTA EXPO 2014において、ビヘイビオラル・レコグニション・システムズことBRSラボは輸送業界最高レベルのインテリジェントビデオ解析ソリューションのデモを実施するという。

これはAISightというシステムで、複数の監視カメラが捉えた映像を人工知能で解析、不審者がいる・機器にトラブルが起きているといった場所をいち早く察知し、リアルタイムで異常を知らせてくれるものだ。

構内だけではない。エントランスや周囲の道路などにも監視の目を広げ、大きなバッグを放り投げようとしている人、後ろ向きに侵入してくる車、異様な震動が起きている機械も見つけてくれる。

複数のスタッフがカメラモニタを見続ける時代はもう終わり。ITのテクノロジーをもって隙のない監視を行うシステムは、駅、空港、バスターミナルや公園にショッピングモールなどにおいて高い需要があるだろう。

FUTURUS

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