トランスフォーマーを現実に作ろうとする日本人がいる

FUTURUS / 2014年10月28日 7時45分

トランスフォーマーと言えば、もはやハリウッド映画のタイトルでとして有名になってしまったが、実は日本のタカラトミーで販売していた玩具を起源とする。

その威信を賭けて(?)このトランスフォーマーを実現しようというプロジェクトが日本で進められていた。

プロジェクト名は「Project J-deite」(プロジェクト・ジェイダイト)でアスラテック株式会社チーフロボットクリエイターの吉崎航氏と四次元動体造型師を名乗る株式会社BRAVE ROBOTICS代表の石田賢司氏が組み、タカラトミーが参加するプロジェクトで、2014年9月に発足したばかりだ。

そして早くも10月9日にはプロジェクト第一弾となる「J-deite Quarte」の動画が公開されている。そこには車からロボットに変形し、まだぎこちないが直立歩行できるロボットが映されていた。

現在はまだ全高1.3mだが、将来的にはフルサイズ(恐らく実際の自動車として乗れるサイズで全高5m)のトランスフォーマーを実現するというこの「Project J-deite」の現状を見てみよう。

■ 変形・合体できなければロボットでは無い

このプロジェクトに参加する石田賢司氏にとっては、変形や合体しなければロボットではないという。

そのようなポリシーのもとでできあがった試作品の「J-deite Quarte」は、顔などのデザインがトランスフォーマーに似ているが、タカラトミーも参加しておりトランスフォーマー公認プロジェクトであるため問題無い。

ロボットモード時の全高が1.3mmで、歩行速度は時速1kmとまだよちよち歩きだ。ロボットモード時の動きはアスラテック株式会社のV-Sido OSによって制御されている。

自動車モードでは時速10kmで走行でき、動力は双葉電子工業株式会社製サーボモーターを採用している。

「Project J-deite」の最終目標である全長5mの変形可能ロボットを完成させるのは2020年だという。今回はまずその4分の1サイズとなる「J-deite Quarte」を10月1日に完成させた段階だ。

そしてこのぎこちない動きをするロボットがフルサイズ版への第一歩となる。

■ 何かの起爆剤になる可能性

「Project J-deite」公式ウェブサイトでは、最終目標である「King J-deite」の完成までの進捗状況が公開されていく予定だ。

まずは2016年に2分の1のJ-deiteを目指すという。

まだ筆者には、このプロジェクトが何に役立つのか分からないが、こういうことが実現できるのだ、ということを示すことができれば、それだけでも価値があるのかもしれない。

まず、できることを示す。そこから何か生まれるのかもしれない。

*画像出典:神器建造ジェイダイト | Project J-deite, J-deite Quarter Progress report 2014/10

FUTURUS

トピックスRSS

ランキング