コンパクトEVで最も効率がいいのはE-GOLF?真相は

FUTURUS / 2014年11月13日 12時15分

2014年10月23日、フォルクスワーゲンのアメリカ法人が「コンパクトEVクラスで最も効率的なクルマは、E-GOLFである」とのリリースを発表した。

これはアメリカのEPA(環境保護局)が発表する燃費指数であるMPGにおいて、2015年型のe-GOLFが最も優れた数値を獲得したというリリースだ。その数値は、126city/105highway/116combinedというもの。確かにライバルである2015年型の日産リーフの126/101highway/114combinedを、e-GOLFはわずかながら上回っている。

しかし、その差は意外に小さい。

また、同じフォルクスワーゲンには、e-up!という優れたEVが存在する。ところが、このe-up!は、北米市場に投入されない。そのために、フォルクスワーゲンは「e-GOLFが最も効率的だ」というわけだ。

ちなみに日本市場には、e-GOLFもe-up!も投入される。さらに日本市場は日産リーフなどのライバルも目白押しだ。そこで、横並びできる日本でのスペックを比較してみたい。

e-GOLFは、24.2kWhの電池を搭載して、航続距離は215km(JC08モード・以下同)、電力消費率は117Wh/km(JC08モード・以下同)である。

日産リーフは24kWhの電池で、航続距離228km、114Wh/km。

三菱i-MiEVは16kWhの電池で、航続距離180km、110Wh/km。

e-up!は18.7kWhの電池で、航続距離185km、104Wh/km。

BMWのi3は21.8kWhの電池で、航続距離229km、98Wh/km。

スペックだけであれば、BMW i3が最も優れているとなる。さすがにカーボン&アルミの専用ボディを使っただけのことはある。だが、クルマのサイズが異なることを差し引いてみれば、それほどの大きな差とは言えないだろう。つまり、現状ではドングリの背比べといったところ。とはいえ、こうした競争があることで、EVの性能はグングンと伸びていく。メーカーは大変だろうが、さらなる性能向上に期待したい!

*参考:2015 VW e-Golf scores 116 MPGe, 83 miles of range from EPA – Autoblog

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