太陽光パネルでできた自転車道がオランダに登場

FUTURUS / 2014年11月11日 11時11分

太陽光パネルの設置に適した場所は?

日がよく当たるところ。そして一定の面積が確保できるところ。建物の屋根はもちろんだが、意外なところによさそうな場所があるではないか。そう、道路だ。

当サイトでも以前「なんという発想!オランダに「仕事をする道路」が登場」という記事で紹介したことがあるが、オランダ人は道を有効活用しようという意識が高いのかもしれない。といってもそんなに簡単なわけにはいかない。

太陽光パネルの表面はいまのところ光を通すようにガラスでないといけないので、耐久性が問題だし、路面がつるつる滑るようではクルマがあぶない。

そこで開発されたのがこのSolaRoad。作ったのは、北ホラント州の道路工事会社Ooms Civielと、技術提供会社Imtechによる企業連合だ。


■ 強度が高く、滑らないガラスを採用

SolaRoadは、一定の規格で作られたモジュールを組み合わせて作るプレハブ式だ。1ユニットのサイズは2.5×3.5mで、表面は1cm厚の半透明 の強化ガラスで覆われ、その下に太陽電池のセルを内蔵している。表面のガラスはできるかぎり汚れが付着しないような加工と、すべり止め加工がほどこされて いる。

そしてそのSolaRoadが自転車道の一部に試験運用されることになった。自動車用の道路よりも荷重が少ないので、試験運用には向いている。また、自転車道は現在のオランダを代表する存在だと考えているようだ。

設置されたのはKrommenieのN203道路沿いだ。70mぶんはすでに施工され、あと30mが近いうちに施工される。この100mの区間で、2、3家屋分の発電ができる計算だという。

このSolaRoad、試験運用される分に関しては、通常の送電網へ電力が供給されるが、いずれは道路上の照明や信号機、さらにはEVなどへの電力供給を目指したいという。道路はいずれ、上を通行する場所というだけでなく、エネルギーを生み出す場所になるかもしれない。

*出典:SolaRoad

FUTURUS

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