電動スクーターがこれほど小さく折りたためるなんて!

FUTURUS / 2014年11月12日 11時1分

折りたたみ自転車は既に様々なタイプが作られている。軽量化も進み、かなりコンパクトに畳めるようにもなっている。

一方、電動スクーターも様々なタイプが作られている。

しかしここで、電動スクーターでありながら、どの折りたたみ自転車よりもコンパクトに折りたためる製品がクラウドファンディングのKickstarterに登場した。


■ 軽量化と携帯性を追求した独自のデザイン

その電動スクーターは「Impossible」という名で、バックパックに収まるほどのサイズにまで折りたためてしまう。動画を見たとき、余りの小ささに驚いてしまった。

とにかく開発チームは、軽量化と小さく折りたためることで、耐久性が犠牲にならないようにするためにかなり苦心したようだ。

何しろ折りたたんだ際のサイズは、バックパックに収まる程にまでコンパクトになっているのだ。電動で無くてもこれ程コンパクトに畳める製品は見たことがない。

結局、開発チームは従来の折りたたみ自転車や電動自転車の構造から大胆に抜け出す新たなデザインが必要であると判断した。

その結果「Impossible」では従来の電動自転車や折りたたみ自転車とは全くと言って良いほどの革新的なデザインに到達している。

例えば本体の中心には従来の自転車の様な水平や斜め横に渡されたパイプ状のフレームは無く、代わりにメガネの様な二つの輪が繋がったデザインになっている。

軽量化するために全体はアルミニウム合金で作られているが、最も負荷が掛かる中央部分にだけは必要最小限の重いスチールを採用している。

また、これはアイディアだと感じたのは、車輪の次にかさばりそうなサドルの作り方だ。なんとサドルを邪魔な部品では無く、持ち運び時のカバーにしてしまったことだ。

このことでサドルは邪魔な部品どころか、雨の中でも本体をぬらさずに持ち歩くためのカバーの役割を得た。しかもサドルを空洞にしたことで、全体の重量がより節約されている。

「Impossible」に使われているモーターも強力だ。まだこれから改良されていくようだが、現状では時速20キロメートル近い速度で45分間走行できる。あるいは通常の速度であれば25キロメートル弱の距離を走れるという。

また、「Impossible」は販売開始まで改良が続けられるが、購入者が色やデザインをカスタマイズできる様にする予定だ。

既に車輪やハンドルなど、パーツの40%はカスタマイズ可能になっており、残りの60%についてもカスタマイズが可能になるように検討中だというから、自分の好みの色やアクセサリーの「Impossible」を楽しめる様になるかもしれない。

■ 電動スクーター市場に投げかける4つの特徴

電動スクーター市場に参入するにあたり、「Impossible」には4つの優位があるとしている。

ポータビリティとして、バックパックに収まるサイズで、何処にでも持って行けること。または置く場所に困らない事を謳っている。

ユーティリティとして、都市生活者にとって、交通渋滞を気にせずに走れることや、駐車場や駐輪場の有無を心配する必要が無いことを謳っている。

フレキシビリティーとして、特別な充電設備が不要で有ることを謳っている。仕事中のオフィスでも、パーティー会場でも、一般の家庭用電源を利用して、帰宅するまでには充電できているからだ。

そして4つめに美学を謳っている。「Impossible」のこれまでにない独特なスタイルを示しているのだ。

これら4つの特徴は、確かに電動スクーター市場に新しい可能性をもたらすかもしれない。

*画像出典:Impossible by Impossible Technology — Kickstarter、 Impossible

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