スターウォーズのあれが現実世界にやってくる

FUTURUS / 2014年12月5日 11時6分

映画「スターウォーズ」といえばSF映画の超名作。スターウォーズに影響を受けたエンジニア、クリエイターは多いに違いない。

当時空想とされた技術や発明も、その後40年近くたった今、まさに現実のものになろうとしているものがある。2015年12月に公開が決まったスターウォーズ7の大ヒットを記念し、スターウォーズに出てきたものの中から本当に実現しそうなもの5つをピックアップしてみたい。


■ 1:誰もが憧れるライトセーバー

いわゆるチャンバラ時代劇をSF風に見せたのがスターウォーズとすると、このライトセーバーの功績は大きい。普通の刀ではできないド派手なアクションが身上だが、この先実現する見込みはあるのだろうか。

(参考:CNN.co.jp : ライトセーバーが現実に? 「光の分子」形成に成功 米研究、Physics Special Topics )

磁場を使うアイディアや、ある条件の原子の雲に光子を照射するアイディアなど検討されている。とはいえ現象は似ていても武器利用となるとまた話は違い、特に全方位切れる刀という意味では自分自身も危険にさらされており、目立って威圧効果があるにとどめたほうがよさそう。

特に新しい柄のついたライトセーバーは危なかしくって持ちたくないほど。

■ 2:C-3POの人工知能内蔵2足歩行ロボット

スターウォーズのロボットといえばC-3POとR2-D2というイメージで、撮影当時、まさかあの中に人が入っているとは思っていなかったが、現代の技術を使えば本物のロボットとして実現できそうだ。

例えば iPhoneに入っている音声認識、自然言語処理で秘書的な役割をするアプリSiriは当初英語、ドイツ語、フランス語でスタートし、現代は10数カ国語へ対応言語を増加。Siriとの通っているようですれ違う会話は C-3POとの会話に近い感覚かも知れない。

さらに昨今の2足歩行機能はリアルロボットバトルでも分かるようにもはや実用域に近いもの。C-3POのあの細長いプロポーションを実現するにはまだ時間がかかりそうだが、あのガンダムの実物大を歩かせようというプロジェクトもあるほどなので、近いうちにきっと達成されるはず。

(参考:ガンダム GLOBAL CHALLENGE、ロボット日本一決定戦!リアルロボットバトル|日本テレビ )

■ 3:R2-D2の立体ホログラム

R2-D2が凄いのはやっぱり初登場時の立体ホログラム。プロジェクター内蔵、というのは今のプロジェクターの進化をみればもはや実現可能であとは立体だけ。

(参考:Bleen – Technology of Future Entertainment )

Bleenはクラウドファンディングで資金調達中の立体ホログラムガジェット。イメージビデオは素敵だが実際にはどんなクオリティの映像が飛び出てくるのか、一抹の不安も。いきなりお姫様に宇宙の危機を伝えられるかも知れない。

■ 4:知能をもった動物

チューバッカは独自進化をとげた異星人という設定で、他にもスターウォーズには様々な姿をした知能生命体が登場する。残念ながら近くの星に異星人がいそうかというと、その後の宇宙調査の結果からいうと近場にいる可能性はほぼゼロ。

地球上では生物の進化とは違うが、知能をもった動物を作ることは医学研究、技術で可能になりそうだ。実際、半分人間並みの頭脳を持たせたマウスを作ることに成功している。

(参考:The smart mouse with the half-human brain – health – 01 December 2014 – New Scientist )

ただし知能をもった動物を作ってしまうと、SFの名作「猿の惑星」が暗示した未来になる可能性もあり、動物と人間の差はどこにあるのか、哲学的・倫理的問題を内包するので実現は難しい。

■ 5:スリル満点ホバーバイク

スピード感あふれるチェイスが、スターウォーズのもう一つの魅力。

ミレニアムファルコン、Xファイターとタイファイターのドッグファイトの空中戦はもちろん、ポッドレースやホバーバイクなど地上で浮上して走る乗り物も見もの。最近のマルチコプターの進化が、浮上する乗り物の革命になるかもしれない。

(参考:「空飛ぶバイク」が発売間近!米英2社の試作機動画に未来を見た、まるでスターウォーズ!ドローンで林間レースしてみた)

これまで反重力を利用したポッドやホバーバイクの浮上原理をコンベンションナルなプロペラによる空中浮遊、つまりヘリとした点が一気に実用化へのメドをたてている。これならば未来をまたなくともすぐに乗れそうで、危険度という意味ではポッドレースと同じスリルを味わえることだろう。

スターウォーズ7は待望の新作だけにどんな世界が広がるのか、映像美にも未来技術にも注目したいところだ。

*1枚目の画像:Nando Machado / Shutterstock.com

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