パカッと開かずに、シャッと開く新感覚スーツケース

FUTURUS / 2014年12月8日 11時1分

「GPSを搭載して、スマホの充電もできるスーツケースが登場した」などといわれてももう驚かない。ついひと月前に「ついにスーツケースまでもがスマホに対応」という記事を書いたばかりだからだ。しかし、クラウドファンディングのサイトKICKSTARTERで、すでに目標額の7倍以上を集めているTrunksterの魅力はそこだけではない。

このスーツケース、ジッパーもなければフラップ式でもない。一体どうやって開閉するのだろうか? おそらくいままで見たことがない方式ではないだろうか。なんとスライドドア式なのだ。

スーツケースといえばフラップ式が定番だった。しかし、たしかにフラップ式には欠点がある。開けたときには倍の面積になってしまうというところだ。また、”ちょっと開ける”ということもやりにくい。空港のロビーでちょっとしたものを出し入れする必要が出てしまったときなど、パカッと思いっきり広げてしまうのは気恥ずかしいものだが、そうするしかなかった。

しかし、これはちがう。

このTrunksterなら、スーツケースのフタを大きく展開することなく、シャッターをサッと開くだけで、容易に中のものにアクセスできる。強度が気になるかもしれないが、アウター側な波形状の硬い素材を使い、インナー側に柔軟性のある素材を使うことで、十分に耐久性は高く、防水性能も確保されているという。

もちろん刃物で開けやすいジッパータイプのスーツケースよりセキュリティ面でも安心だ。

■ 大容量のバッテリーも搭載している

冒頭にも書いたが、このTrunksterはバッテリーを搭載でき、USB機器の充電もできるようになっている。バッテリーはリムーバブルタイプで、スーツケースから外してUSB機器を充電することもできる。またデジタルスケールを搭載していて、ケースを持ち上げるだけで重量が表示される。

これで空港のカウンターに行ってから予期しない重量オーバーが判明することも避けられる。

ハンドル部分はスーツケースいっぱいの幅があり、押して歩くときにコントロールしやすい。もちろん収納スペースは極力犠牲にならないようなデザインになっているという。

そしてプラス40ドルのオプション設定だが、ロストバゲッジのときなどにGPSを使ってスーツケースの居場所を調べることができる機能もある。これはアップルの「Macを探す」と同じ技術を使っているという。

このTrunkster、機内持ち込み用(約56×36×23cm)の43Lのものと、預け用(約69×48×28cm)の86Lのものとが発売される予定だ。また標準搭載のバッテリー容量は15,000mAhだ。価格は機内持ち込み用が500ドル、預け用が600ドルくらいになると予想されている。KICKSTARTERでのキャンペーン中なら大幅に安い価格で予約できる。来年の8月ごろから発売予定のようだ。

GPSやバッテリーも魅力だが、なんといってもこのスライドドアはユニークだ。じっさいに使ってみたときには不具合も出るのかもしれないが、開閉のしやすさは大きな魅力だろう。ひょっとすると次世代のスーツケースのスタンダードになるかもしれない。

Trunksterの使い勝手は下の動画で見ることができる。

*出典:KICKSTARTER -Trunkster: Zipperless Luggage with GPS + Battery + Scale-

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