電気がないなら太陽光で調理すればいいじゃない

FUTURUS / 2014年12月17日 18時30分

ソーラーカーやソーラーパネルなど次世代のエネルギーとして普及が進んでいる太陽光エネルギー。

その太陽光を利用してどこでも調理が可能な「SOLARI」というポータブルソーラー調理器が、ジェームズダイソンアワードの上位に選出されている。

そんな画期的な「SOLARI」の今後の可能性を詳しい機能とともに紹介しよう。

この「SOLARI」は、エンジニアリングやデザインを専攻する学生や卒業生の中から、想像力や問題解決力、チャレンジ精神に長けた作品を募集する「ジェームズダイソンアワード」にイタリアのBodin Hon氏が応募したものとなっている。


「SOLARI」の主なしくみを説明しよう。

まず調理したい具材をカットし、味付けする調味料や水分も含めて「SOLARI」の釜の部分に投入する。

すると「SOLARI」が太陽光を集め加熱調理を施し、適切な火の通り具合になったら、タイマーもしくはユーザーのスマートフォンに通知してくれると言うものだ。

本体にはタイマーのほかに温度計や調理モードを表示するスマートインジケーターが装備されており、そこからスマートフォンに向けて情報を通知する電波を発信するという。

■ この「SOLARI」はどのような場面で活躍するか

「SOLARI」は調理の際の煙も少なく、太陽光以外のエネルギーを一切使用しないという環境に優しい作りとなっているため、キャンプやアウトドアなどでエコの面を補助してくれる。

また、視点を変えれば電気が十分に行き渡っていない国や地域でも使用可能なので、発展途上国の料理の選択肢が増えたり、加熱調理が十分に出来ない国の食あたりや細菌の除去にも役立てることが出来るだろう。

小型で持ち運びやすい点も魅力なので災害時の調理でも活躍してくれるかもしれない。

■ 「SOLARI」の今後は

この「SOLARI」は冒頭でも記したように「ジェームズダイソンアワード」にエントリーしているので、その素晴らしい機能や視点が評価されれば、支援を受けて製品化を加速させることが出来る。

アワード内では「SOLARI」のほかにも、日本からの3作品を含めた素晴らしいデザインの製品が溢れているので簡単な道ではないかもしれないが、今後「SOLARI」が多くの国々で活躍してくれることを祈るばかりだ。

*参考:Solari – Portable Solar Cooker | ジェームズ ダイソン アワード

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