ポケットに入る!スマホケース型のヘッドマウントディスプレイが登場

FUTURUS / 2015年1月5日 17時41分

目を完全に覆う“没入型”ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の分野がここのところ盛り上がっている。

私たちでも手が届くもので有名なのは、『Oculus Rift』やPS4向けに発表された『Morpheus』などが思い浮かぶが、ちょっと大きすぎる気がしないだろうか?

複数人で共有のディスプレイが見れない代わりに、省エネルギー、ハンズフリーでの利用が可能になるのがHMDの利点のはずだが、前述したのもだと、やはり大きさがネックとなり長時間の利用には向かなそうである。

そんなデメリットを一気に解決してくれそうなHMDが、クラウドファンディングサイトの『Indiegogo』で資金を募集している。

 

■ スマホケースになってしまうほど小型で軽量なHMD

『Hello Pinc』は、これまでの没入型HMDとは異なり、非常に薄く軽量な設計。それもそのはず、『Hello Pinc』はスマホケースなのだ。

普段は少し大きめのスマホケースとして使い、HMDとして使いたい場合は背面からクルッとひっくり返すようにディスプレイをセットする。頭に固定するためのバンドも収納されていて、引っ張り出して装着する。

リング状のコントローラーを指にはめれば、見るだけでなく操作も可能だ。デモ動画では、ツイッターのつぶやきやショッピングを楽しんでいる様子がわかる。

スマートフォンのように映し出された映像をピンチで拡大・縮小したり、クルッと回したり。また、タイピングも仮想キーボード上で行うようだ。

対応端末はiPhone6・6Plusをはじめ、サムスンのギャラクシーノート3・4やエクスペディアZ、Nexus5・6など比較的新しめのAndroid端末となる。開発キットもiOS、Android両方を用意しているそうだ。

 

■ もっとも優れた点は「スマホケース」にしてしまったこと

リアルなゲームが楽しめたり、3D映像で映画が楽しめたりと、私たちの生活に新たな体験をもたらしてくれそうなHMD。なかでも『Hello Pinc』は、スマホケースにしてしまったことが最も優れた点だろう。

例えばスマホさえ持っていれば、これまでのテレビ電話と違ったよりリアルな話し合いが可能となったり、自らの等身大モデルに洋服を試着させたりなんてことも、大きな画面(バーチャル空間)ならではの体験である。

筆者は、ダイエットメニューを実際に料理するとどのくらいの量か、なんてことに使ってみたい。付属のコントローラーで“道具を使う”なんて仮想体験もできれば、子供の教育やリハビリなんかにも応用できるのかもしれない。

『Indiegogo』での公募はどうやら今回で2回目。締め切りは1月22日となっていて、目標額5万CAD(カナダドル)のところ、現在3万ほど集まっているようだ。

メタリックブラックモデルは99CAD(アメリカ・カナダ以外の発送は別途送料)と想像より安いように感じる。年末に忙しくて買い物を楽しめなかった方は、自分へのご褒美として出資してみてはいかがだろうか?

FUTURUS

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