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HTML5やiOS/Androidアプリ形式にも書き出し可能に マルチデバイス対応になった『RPGツクール MV』が2015年末発売へ

ガジェット通信 / 2015年8月7日 13時0分

HTML5やiOS/Androidアプリ形式にも書き出し可能に マルチデバイス対応になった『RPGツクール MV』が2015年末発売へ

プログラム言語を覚えなくてもRPGが作れるソフトとして、古くはMSX2版やPC-98版、コンシューマーゲーム機版がリリースされ、その後Windowsプラットフォームでバージョンを重ねてきたKADOKAWAの『RPGツクール』。その新作『RPGツクール MV』の発売が発表されました。新作の最大の特徴は「MV(マルチビュー)=マルチデバイス対応」。Windowsアプリケーションとしてだけでなく、様々な環境で遊べるゲームの制作ツールとして進化を遂げています。

近年、国内では『RPGツクール』で制作されたフリーゲームの『ゆめにっき』『青鬼』といった作品が小説、漫画、映画などメディアミックス展開して話題に。海外では前作『RPGツクール VX Ace』が『Steam』を中心に累計50万本を売り上げ、同ソフトで制作したインディーゲームが『Kickstarter』のプロジェクトとして登場するなど注目を集めている『RPGツクール』。

『RPGツクール VX Ace』以降、4年ぶりとなる新作『RPGツクール MV』は、シリーズ初のMac版を同時に発売。WindowsのEXE形式だけでなく、MacのAPP形式でも出力が可能になりました。

さらに、スマートフォンのネイティブアプリへの出力にも対応。AndroidのAPK形式、iOSのIPA形式でビルドが可能に。それだけでなく、HTML5形式で出力して、PCやタブレット、スマートフォンのブラウザでプレイできるようにもなっています。従来はPCにランタイムをインストールして実行する必要があるなど、制作したゲームを遊ぶまでの手間がかかっていましたが、幅広いプラットフォームで気軽に遊べるようになったのが大きな特徴です。

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これに伴い、制作したゲームはマウス操作や画面のタップ操作に対応。移動したい先をクリックやタップして移動したり、コマンドをクリック/タップして操作できるようになりました。従来どおり、キーボード操作やゲームパッドでの操作にも対応。

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戦闘画面では「サイドビュー」が選択可能に。従来の「フロントビュー」に加えて、戦闘シーンの表現の幅が広がりました。

このほか、データベースの項目数を2000個に倍増したり、ゲーム画面を544×416ピクセルから816×624ピクセルへ、キャラクターの基準サイズを32×32ドットから48×48ドットへそれぞれ高解像度化するなどの機能強化が盛り込まれています。

Windows/Mac向けアプリケーション、iOS/Android向けスマートフォンアプリ、ウェブゲームと、展開するプラットフォームが一挙に広がり、ゲーム製作者やこれからゲームを作ってみたいというユーザーの注目を集めそうな『RPGツクール MV』。国内の製品版は2015年末の発売を予定しています。

RPGツクール MV

http://tkool.jp/mv/

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