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高音質通話『VoLTE(HD+)』や下り最大375Mbps対応端末も スマートフォン5機種とタブレット1機種をお披露目したドコモ夏モデル発表会レポート

ガジェット通信 / 2016年5月11日 22時0分

高音質通話『VoLTE(HD+)』や下り最大375Mbps対応端末も スマートフォン5機種とタブレット1機種をお披露目したドコモ夏モデル発表会レポート

NTTドコモは5月11日、『NTTドコモ 2016夏 新サービス・新商品発表会』を開催、スマートフォン5機種とタブレット1機種、これらに向けた新機能や新サービスを発表しました。「快適」がテーマとなった今回の発表会のレポートをお届けします。

●快適さをもたらす新機能4種

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発表会にはNTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏が登壇。冒頭にスマートフォンの快適化を実現する4種類の新機能をトピックとして紹介しました。

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まず発表されたのが、高音質通話『VoLTE(HD+)』。広帯域の音声通話を実現するコーデックであるEVSに対応し、従来の『VoLTE』が対応する7kHzからさらに高音の14.4kHzまでカバーする高音質通話サービスです。3Gの通話が固定電話相当の音声とすると、『VoLTE』はAMラジオ相当、『VoLTE(HD+)』はFMラジオ相当の音質になるとのこと。5月19日からサービスを開始、『Galaxy S7 edge』『AQUOS ZETA』『Xperia X Performance』の3機種が対応します。

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続いて、画面のタッチ操作なしで通話できるジェスチャー通話機能『スグ電』を発表しました。従来の携帯電話と比べて操作が煩雑だった部分を見直し、端末を振ってから耳に当てると特定の人に発信できたり、着信中に耳に当てると電話を受けられるほか、画面を下に向けて平らな場所に置くと電話を切る、着信音を切るという操作が可能。こちらも5月19日から対応端末向けにサービスを開始、『Galaxy S7 edge』『AQUOS ZETA』『Xperia X Performance』『arrows SV』の4機種が対応します。

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『おすすめ使い方ヒント』は、ユーザーの操作に合わせたタイミングで使い方のヒントを表示するサービス。「Wi-Fiの接続方法」「壁紙・画面の明るさ設定」など、ユーザーからの問い合わせやサポートサイトのデータを基にヒントを配信しているとのこと。こちらも5月19日から対応端末向けにサービスを開始、今回発表されるスマートフォン5機種とタブレット1機種のすべてが対応します。

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最後に、高速通信サービス『PREMIUM 4G』についてアップデート。3.5GHz帯の通信を運用開始し、複数の周波数帯の電波を束ねるキャリアアグリゲーションにより下り最大370Mbpsの高速通信を6月下旬から実現するほか、800MHz帯をすべてLTEで運用することにより、下り最大375Mbpsの高速通信を5月19日から開始します。下り最大370Mbpsの通信はWi-Fiルーターの新製品『Wi-Fi STATION』が対応、下り最大375Mbpsの通信は『Galaxy S7 edge』『Xperia X Performance』の2機種が対応。

●スマートフォン5機種とタブレット1機種を発表

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これらの「新技術で快適を実現する新商品ラインナップ」として、新機種が発表されました。

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まず最初に、2月に開催された『Mobile World Congress 2016(MWC2016)』でソニーモバイルが新フラッグシップとして発表した『Xperia X』シリーズから、『Xperia X Performance SO-04H』を発表。背面にメタル素材を使用し、動きを先読みするカメラのオートフォーカス機能が紹介されました。

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OSにAndroid 6.0、5.0インチフルHD(1920×1080)ディスプレー、2300万画素カメラ、2.2GHz+1.6GHzクアッドコアCPU、3GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、2570mAhバッテリーを搭載。本体カラーはWhite、Graphite Black、Lime Gold、Rose Goldの4色。メタル素材の背面は、本体カラーにより質感が異なります。側面の電源ボタンで指紋認証に対応。新機能では、『VoLTE(HD+)』、『スグ電』、『おすすめ使い方ヒント』、下り最大375Mbpsの『PREMIUM 4G』に対応。6月中旬に発売を予定しています。

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続いて、サムスン電子が2月に『MWC2016』で発表したグローバルのフラッグシップモデル『Galaxy S7 edge SC-02H』を発表。両面エッジスクリーン搭載で、5.5インチながら横幅73mmとスリムな点、3600mAhの大容量バッテリー、防水・防じん機能、一眼レフカメラの技術を応用したカメラが紹介されました。

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OSにAndroid 6.0、5.5インチQHD(2560×1440)ディスプレー、1220万画素カメラ、2.2GHz+1.6GHzクアッドコアCPU、4GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、3600mAhバッテリーを搭載。本体カラーはBlack Onyx、White Pearl、Pink Goldの3色。ホームボタンで指紋認証に対応。新機能では、『VoLTE(HD+)』、『スグ電』、『おすすめ使い方ヒント』、下り最大375Mbpsの『PREMIUM 4G』に対応。5月19日に発売を予定しています。

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次に、シャープ製のフラッグシップ『AQUOS ZETA SH-04H』を発表。画面の素早い動きや遷移を滑らかに表示できる『ハイスピードIGZO』ディスプレー、夜になるとブルーライトの表示をカットする機能が紹介されました。

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OSにAndroid 6.0、5.3インチフルHD(1920×1080)ディスプレー、2260万画素カメラ、2.2GHz+1.6GHzクアッドコアCPU、3GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、3000mAhバッテリーを搭載。本体カラーはWhite、Black、Greenの3色。側面のメタルフレームに指紋認証センサーを搭載します。新機能では、『VoLTE(HD+)』、『スグ電』、『おすすめ使い方ヒント』に対応。6月上旬に発売を予定しています。

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次に、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の『arrows SV F-03H』を発表。ミッドレンジながら基本機能が全部入り、米国国防総省の調達基準であるMIL規格に対応する耐久性が紹介されました。

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OSにAndroid 6.0、5.0インチHD(1280×720)ディスプレー、1310万画素カメラ、1.2GHzクアッドコアCPU、2GBのRAMと16GBの内蔵メモリー、2580mAhバッテリーを搭載。本体カラーはGold、Black、Whiteの3色。メタルフレームに「arrows」の刻印を施すなど、ミッドレンジながらも洗練されたデザインが特徴です。新機能では、『スグ電』、『おすすめ使い方ヒント』に対応。6月下旬に発売を予定しています。

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スマートフォンの最後に、LGエレクトロニクス製の『Disney Mobile on docomo DM-02H』が発表されました。背面のハート型イルミネーション、前面のスワロフスキー・クリスタルによるミッキーマウス型ストーン、「ミッキー」と呼びかけるとシャッターを切れる音声操作を紹介。

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OSにAndroid 6.0、5.2インチフルHD(1920×1080)ディスプレー、1610万画素カメラ、1.4GHz+1.1GHzオクタコアCPU、2GBのRAMと16GBの内蔵メモリー、2900mAhバッテリーを搭載。本体カラーはPink、Whiteの2色。クリスタルとイルミネーション、背面のカメラ周りのミッキーのシルエットなど、大人っぽい洗練されたデザインが印象に残ります。新機能では『おすすめ使い方ヒント』に対応。7月上旬に発売を予定しています。

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タブレットは富士通コネクテッドテクノロジーズ製の『arrows Tab F-04H』の1機種。側面のラバー製のエッジにより、壁などに立てかけて使える機能や、虹彩認証の機能が紹介されました。

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OSにAndroid 6.0、10.5インチフルWQXGA(2560×1600)ディスプレー、810万画素カメラ、1.82GHz+1.44GHzヘキサコアCPU、3GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、6000mAhバッテリーを搭載。本体カラーはBlack、Whiteの2色。新機能では『おすすめ使い方ヒント』に対応。7月下旬に発売を予定しています。

●新サービスも「快適」がテーマ

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このほか、新サービスでは「ホームの快適化」として、『家のあんしんパートナー』を拡充した『dリビング』、音声操作や“るすばんモード”など家庭での利用に向けた機能を追加した『iコンシェル』、ポイントサービス『dポイント』の加盟店拡大などが発表されました。

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グループ企業のトピックも「生活の快適化」というテーマで発表。『ショップジャパン』を運営するオークローンマーケティングは、東京・元麻布のヘルシーレストラン“EPICURE(エピキュール)”のオーナーシェフ藤春幸治氏と共同で開発した冷凍食品『Hill's Epicure(ヒルズ・エピキュール)』を発表。らでゅっしゅぼーやは肥満遺伝子の検査と併用して、遺伝子別にメニューを構成する『健康弁当』を発表しています。

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