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スティーヴン・ソダーバーグ、パナマ文書の映画を手掛ける

ガジェット通信 / 2016年7月9日 8時0分

スティーヴン・ソダーバーグは、パナマ文書についての映画(タイトル未定)を、ローレンス・グレイが率いるグレイ・マター・プロダクションズ、アノニマス・コンテントと共にプロデュースする。また、ソダーバーグは、監督も手掛けるかもしれない。

グレイ、マイケル・シュガー、スコット・バーンズ、ソダーバーグがプロデュースし、バーンズが脚本を手掛ける。シュガーは、映画『スポットライト 世紀のスクープ』で今年2月にアカデミー作品賞を受賞した4人のプロデューサーのうちのひとりである。

本作品は、パナマ文書を告発したチームのシニア・レポーター、ジェイク・バーンスタインによって間もなく発売される書籍『The Secrecy World(原題)』が基になる。本書は2017年秋にヘンリー・ホルトから出版される。

4月、UTAは『The Secrecy World(原題)』の映画化権の営業に乗り出した。本書は、疑わしい国際的な金融取引に関する1100万の文書が、パナマにある法律事務所モサック・フォンセカからリークされたという話だ。パナマ文書は、国際調査報道ジャーナリスト連合からリークされ、富裕層や権力を持った人たちがいかに監査から逃れるためにこの法律事務所を使用したかの詳細が書かれている。

グレイ・マター・プロダクションズが本の映画化の権利を購入した。

グレイは、ニューラインの最新作ホラー映画『Lights Out(原題)』のプロデューサーを手掛けている。バーンズとソダーバーグは、映画『コンテイジョン』、映画『インフォーマント!』、映画『サイド・エフェクト』でチームを組んでいた。

ソダーバーグは、ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、ヒラリー・スワンクが出演する強盗もの映画『Logan Lucky(原題)』を撮影中だ。また、映画『マジック・マイク』、映画『恋するリベラーチェ』の監督を手掛けた。

バーンスタインは書籍『The Wall Street Money Machine(原題)』で2011年にピューリッツァー賞を受賞している。

このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。

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