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【韓国】アジア最大級<映画×音楽>フェスが8月開幕! カンヌで話題『鼻歌』ほか邦画4作品も上映

ガジェット通信 / 2016年7月27日 23時30分

忙しい社会人の皆さんも、学生の皆さんも、そろそろ「夏休みどこ行こう……」なんて考えている頃ではないでしょうか? もしもあなたが、映画か音楽、またはK-POP好きだったら、ぜひお薦めしたいイベントがあります。その名も、堤川国際音楽映画祭(Jecheon International Music & Film Festival)。開催地は韓国。遠いイメージがあるかもしれませんが、格安航空券を使えば新幹線でお出かけするよりも安く、2時間半程度で着いてしまう<お手軽海外>の熱いイベントに参加してみるのはいかがでしょうか?

野外フェスと映画祭が融合した新感覚イベント

2005年から始まり、今年で12回目を迎える堤川国際音楽映画祭(以下JIMFF)は、とにかく音楽に特化した映画ばかりを集めた上映と野外ライブを中心とした映画×音楽フェス。映画は、音楽にまつわるフィクションから、実在のアーティストに密着したドキュメンタリー、アニメーションまで盛りだくさん。ちなみに、今年の筆者のイチオシはビョークの創作に密着した『Björk, The Creative Universe of a Music Missionary』とダフトパンクの活動ヒストリーをつづった『Daft Punk Unchained』の2本。アーティスト密着ものは案外セリフが少ないので字幕を追えなくても楽しめますし、夜はK-POPの人気スターたちの野外ライブになるので、フェス感覚で満喫できます。

国内では観る機会の少ない邦画もラインナップ

海外映画祭の醍醐味は、国内ではなかなか観る機会の少ない邦画の名作が大スクリーンで上映されるところにもあります。今年のJIMFFには、音楽をテーマにした4本の邦画がラインナップ入り。どれも個性あふれる一見の価値のある作品。恐らく一堂に会することは2度とない、これらの作品を観て回るのも、乙な楽しみ方かもしれません。

■『くちびるに歌を』(三木孝浩 監督)

新垣結衣主演、長崎の離島を舞台に元・凄腕ピアニストと中学校の合唱部が合唱コンクールを目指す物語。上映日:8月15日(月)

■『鼻歌』(佃尚能 監督)

今年のカンヌ映画祭で話題を呼んだ短編作品、尾関伸嗣主演。さすらいのトランペット吹きが故郷の銭湯で不思議な少女と出会う。上映日:8月12日(金)・14日(日)

■『JUNK STORY』(佐藤太 監督)

X JAPAN、hide初のドキュメンタリー映画。死後17年、hideの軌跡を関係者たちのインタビューで振り返る。上映日:8月12日(金)・13日(土)

■『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』(遠藤ミチロウ 監督)

伝説のパンクバンド、ザ・スターリンの遠藤ミチロウが自ら監督したドキュメンタリー。故郷福島の震災を経て、還暦を迎えた遠藤はプロジェクトFUKUSHIMAに乗り出す。上映日:8月12日(金)・15日(月)

8月11~16日 韓国で映画と音楽三昧な週末を

8月第2週の週末を挟んだ、ちょうど休みも取りやすい時期。観光も兼ねて、ちょっと海を渡って映画と音楽に浸ってみるのも、いつもと違う夏休みになって面白いかもしれません。ちなみに、映画マニアである筆者垂涎の演目は、世界一の無声映画伴奏家、ベン・モデル氏がバスター・キートンの『キートンの蒸気船』とハロルド・ロイドの『ロイドの人気者』に生演奏で音楽をつけるコンサート&上映です。もしも、古典名作喜劇好きの方がいらっしゃったら、こちらも是非チェックしてみて下さい。

■堤川国際音楽映画祭(JIMFF) 公式HP:

http://www.jimff.org/ (英語)

画像提供:Jecheon International Music & Film Festival

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

(執筆者: 荏谷美幸) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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