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デイジー・リドリー、ヤングアダルト小説『混沌の叫び』の映画版に主演へ

ガジェット通信 / 2016年8月9日 18時30分

映画『スターウォーズ/フォースの覚醒』に主演し、同シリーズを手中に収めたデイジー・リドリーが、新たな人気シリーズに注目している。それはヤングアダルト小説の分野だ。

リドリーは、パトリック・ネス原作の有名なヤングアダルト小説をもとに、ライオンズゲートが製作する映画『Chaos Walking(原題)』に主演する。ライオンズゲートのCEOジョン・フェルトハイマーは、8月4日木曜日(現地時間)に行われたウォール街のアナリストへの業績発表でキャストを公表し、2017年に製作開始予定だと述べた。

同作は、ダグ・ライマンが監督を務めることが決まっている。ジェイミー・リンデンが、最新の脚本を執筆し、アリソン・シェアマーとダグ・デイヴィソンがプロデュースする。

小説『心のナイフ(混沌の叫び1)』は、2008年に3部作の第1作として出版され、すべての生き物や人々にお互いの考えが聞こえてしまうという陰鬱な世界が舞台となる。

同小説の主人公は、男性ばかりの町に住む唯一の少年である。少年は驚くべき発見をし、彼の犬だけを連れて逃亡する。町の住民が少年を追跡する中、少年と犬は、偶然に見知らぬ物静かな少女に出会う。彼らはハラハラするような旅に出かけ、その中で少年は、本当の自分は何者なのかを解明するため、今まで自分が信じていたことを全て捨て去らなければならない。

小説『混沌の叫び』シリーズの3冊は、全てカーネギー賞の候補作となり、第3作の『人という怪物(混沌の叫び3)』は、2011年にカーネギー賞を受賞した。

リドリーは、映画『スターウォーズ』の次回作の撮影をすでに終了したが、スケジュールは、来年に見込まれるオフの時間もすでに埋まっている。リドリーは、J.J.エイブラムスがプロデュースするイスラエルの映画『Kolma(原題)』のリメイク版映画に出演し、また、ロビー・ブレナーがプロデュースする映画『The Lost Wife(原題)』にも主演が決まっている。

リドリーは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。

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