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もしも●●だったら? 恐怖で思わずヒヤッとするホラー漫画3選

ガジェット通信 / 2016年8月26日 17時1分

「もしも●●だったら?」

夢広がるテーマなのですが、ホラー作品に至ってはこれは、最強最悪恐怖のテーマといえるのではないでしょうか。

今回、漫画好きの筆者が、漫画作品内の恐怖テーマ「もしも●●だったら?」を調査。ホラー漫画の名作から3作品ピックアップ。

暑ーい夏にぴったりの冷(ヒヤ)っとするポイントとともにご紹介いたします。

 

思わずヒヤッとするホラー漫画3選

■海の闇、月の影(著者:篠原千絵)

「もしも浮遊・物体をすり抜ける能力が身についてしまったら?」

(c)篠原千絵/小学館

古代の墓を発掘してしまったことでウィルスに感染してしまい、浮遊能力や物体をすり抜ける能力者となった双子の姉妹・流風(るか)と流水(るみ)。素敵な超能力者になったはずが、なぜか双子の片割れ流水が物体をすり抜ける能力を使ってやることといえば……

人間すり抜け!

この能力を存分に使って名探偵漫画もお手上げなくらい殺人事件が勃発!

「ズブリ…」と、作中の擬音語がまた怖さを誘います。

流水(るみ)は、その後、人を操る能力まで手に入れてしまいます。作品の中盤以降では、処方箋をめぐって能力者探しを開始。ミステリー要素とホラー要素が入り混じった作品は読んでてゾクゾクハラハラ必須。少女漫画では珍しい戦闘シーンが多くあるのも魅力的。

ここが冷(ヒヤ)っと!

冷(ヒヤ)っと度:★★☆☆☆

どんどん感染者が増えていくゾンビパターン、周囲の人が次々と死んでいく殺人能力者を探すミステリーパターン、と様々な楽しみ方ができるのは長編少女漫画ならでは。パターン別のホラーを楽しんで。

~あらすじ~

双子の姉妹・流風と流水。陸上部の同じ先輩を好きになるが、告白されたの流風(るか)だった。

そんな折、キャンプに出かけた女子陸上部の面々は、雨宿りで入った古墳の中で異臭を感じて倒れる。古墳の中には感染したものに超能力を与えるウイルスが蔓延していた。

 

■わたしの人形はよい人形(著者:山岸凉子)

「もしも家に代々伝わる人形があったら?」

おばあちゃんの家にありそうな日本人形。作中、子供たちがこぞって「かわいい人形! ほしい!」「遊びたい!」ってそうはいってもこの人形って明らかに危険なものでしょう、と読んでてツッコミいれたくなります。

はやく人形を手放す方法はないのか、そして手放すことができるのか?

人形自体が襲ってくるシーンは少ないのですが、世代を超えてなぜか、なかなか手放すことができない人形。捨てられない人形って、我が家にもありそうで怖い……。

序盤であっさり子供がいなくなったり、一家が全滅したり「善人(そう)な人だから生き残るよね?」のような甘さがない作品なのでこれは怖い。

ここが冷(ヒヤ)っと!

冷(ヒヤ)っと度:★★★☆☆

日本の怪談モノはやっぱり怖い!

長い黒髪のお人形の写実風の絵が恐ろしさをプラスします。人形が襲ってくるシーンは見事。

~あらすじ~

戦後にまりで遊んでいる少女たち。「千恵子」の転がっていったまりを拾おうとして、進駐軍のジープにぶつかって「初子」が死んでしまう。呪われた人形にまつわるストーリー。

 

■漂流教室(著者:楳図かずお)

「もしも、小学校が学校ごと未来にタイムスリップしてしまったら?」

(c)楳図かずお/小学館

学校ごと未来にタイムスリップしたお話。未来と過去を行き来したり、夢あふれるお話しになればよいのですが、ここは巨匠、楳図かずお先生が描くホラーの世界観は一味も二味も変わってきます。

小学校で起こったこと。「まずみんなパニック!」になりますよね。しゃーない。

で、パニックになったときどうするか?

大人も子供も殺人者も教職者も優しかったおじさんも、行動のすべてが……カオス!

ここが冷(ヒヤ)っと!

冷(ヒヤ)っと度:★★★★★

冷(ヒヤ)っと度はMAX。すべての恐怖が詰め込まれた本作品。ホラー好きは絶対読むべし。

~あらすじ~

母親とケンカをしたまま学校へ行った主人公の翔。授業中に激しい地震に襲われ小学校ごと未来へ。訪れた未来で待ち受けていたものは? 単行本・全11巻

 

まとめ

いかがでしたか?

「もしも●●だったら?」をホラーで考えると

・「もしもマシュマロを食べていたら?」→有名なモクモクのおばけになるかも。

・「もしも別荘に訪れたら?」→13日の金曜日はやつが襲ってくる可能性大。

・「もしも古いビデオテープを再生してみたら?」→呪いのビデオかもしれない。

……と、日常的なテーマを題材にしても話は尽きないはず。

バイト仲間と合宿や旅行キャンプなど泊まりイベントで披露すれば、怪談話ネタとしてみんなで盛り上がりそう! 試してみてね。

 

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文:erini モデル:wosa 企画:ガジェット通信

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