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【トロント国際映画祭】映画『Bel Canto(原題)』、ジュリアン・ムーア、渡辺謙、デミアン・ビチルが出演へ

ガジェット通信 / 2016年9月13日 17時0分

ジュリアン・ムーア、渡辺謙、デミアン・ビチルが、ポール・ワイツが監督を務める南米ドラマ映画『Bel Canto(原題)』に出演する。

ワイツ監督は、アンソニー・ワイントラーブ(映画『鉄コン筋クリート』)と共に、アン・パチェット原作のベストセラー同名小説をもとにして脚本を手掛けた。

キャロライン・バロンとワイントラーブが、自身の製作会社A-ライン・ピクチャーズを通じて、ワイツ監督とアンドリュー・ミアノ(製作会社デプス・オブ・フィールドを通じて)と共にプロデュースを手掛ける。製作会社ブルームが、トロント国際映画祭で同作の国際セールスを開始する予定だ。WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)・グローバルが、米国での権利のセールスを担っている。

ムーアは、渡辺謙が演じる裕福な日本人実業家の誕生日パーティでプライベート・コンサートをするため、南米の軍事独裁国家に旅する有名なアメリカ人ソプラノ歌手を演じる。ビチルは、ゲリラを率いて実業家の邸宅を乗っ取り、投獄された仲間たちの解放を求める将軍役を演じる。1か月にわたる打ち解けない行き詰まりにより、捕えた側と捕らわれたは、それぞれの相違を克服しなければならなくなる。

製作会社ブルームのアレックス・ウォルトンは、「何年も前に小説『Bel Canto(原題)』を読み、映画版として自然な形で実現すると信じてきた。同小説には世界的に誠実なファンがおり、素晴らしいキャストたちによってこの物語に命が吹き込まれることに自信を持っている」と、語った。

ワイツ監督は、映画『アバウト・ア・ボーイ』、映画『愛しのグランマ』を監督し、米アマゾンによるシリーズ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』のプロデュースを手掛けた。ムーアは、トッド・ヘインズ監督の映画『Wonderstruck(原題)』、映画『Kingsman: The Golden Circle(原題)』、ジョージ・クルーニーが監督しブルームがセールスを行う映画『Suburbicon(原題)』に出演する。

渡辺の次回出演作は映画『Transformers: The Last Knight(原題)』で、ビチルは、リドリー・スコット監督の映画『Aliens: Covenant(原題)』の撮影を終えたばかりだ。

ムーアは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、ユナイテッド・エージェンツ・アンド・マネージメント360と代理人契約を結んでいる。渡辺は、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、ロアー、Kダッシュと、ワイツ監督はWMEと、ビチルはCAAと代理人契約を結んでいる。

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