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スタン・リーを主人公にした映画を米20世紀FOXが開発中

ガジェット通信 / 2016年9月16日 22時0分

米20世紀FOXが、『トワイライト』シリーズや『メイズ・ランナー』シリーズのプロデューサーとして知られる製作会社テンプル・ヒルのメアリー・ボーウェン、ウィク・ゴッドフリーと共に、スタン・リーについて描く映画プロジェクトの開発を始めた。

米FOXは、リーの人生を映画化する権利を獲得したが、同プロジェクトの概要は明かされておらず、脚本家や監督、俳優はまだ決定していない。マット・ライリーが、米FOXでの同プロジェクトを統括する。

リーは、1922年にニューヨーク・シティでスタンリー・リーバーとして生まれた。リーは、1939年に叔父のロビー・ソロモンのアシスタントとしてタイムリー・コミックスで働いたことによって出版界に入り、1941年に臨時の編集者となり、3年間を米陸軍で過ごした。

1950年代後半と1960年代前半に、リーとアーティストのジャック・カービーは、マーベルのために『ファンタスティック・フォー』を創作し、『ハルク』、『マイティ・ソー』、『アイアンマン』、『X-Men』、『アベンジャーズ』を手掛けた。また、ビル・エヴェレットと共に『デアデビル』を創作し、スティーヴ・ディッコとは、『ドクター・ストレンジ』、『スパイダーマン』を手掛けたほか、ほぼすべてのマーベルのシリーズ作品を編集し、プロモーション用のコピーを書き、いつも彼のモットーである「より高く!」と、締めくくった。

リーは1981年に、マーベル作品のテレビシリーズ化と映画化のためにカリフォルニアに移り、マーベルのキャラクターをもとにした多くの作品で、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めた。またリーは、マーベルの映画作品や他の映画作品でもカメオ出演したり、パウ!エンターテイメントでプロジェクトの開発を続けている。

テンプル・ヒルは、アカデミー賞を獲得したドキュメンタリー映画『アンディフィーテッド 栄光の勝利』をもとにした映画を開発中だ。同社はこれまでに、映画『きっと、星のせいじゃない。』、映画『ロンゲスト・ライド』、映画『ペーパータウン』、これから公開を控える映画『Power Rangers(原題)』を手掛けた。

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